2016年から発売されているMT-03は、ミドルクラスでは貴重なストリートファイタースタイルのネイキッドモデル。兄弟車のYZF-R3が進化したのを受けて、MTもアップデートが施されている。欧州で2024年11月4日に発表された2025年モデルを見ていこう。
まとめ：オートバイ編集部
まとめ：オートバイ編集部
ヤマハ「MT-03」欧州仕様・2025年モデルの特徴
YAMAHA
MT-03
海外モデル・2025年モデル
総排気量：321cc
エンジン形式：水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高：765mm
車両重量：131kg
MTシリーズらしい精悍なスタイルが光る
ストリートファイタースタイルながら、アップライトなポジションと取り回しの良さで、幅広い層のライダーから支持されてきたMT-03がアップデートを果たした。
基本的なスタイリングコンセプトは変わっていないが、新型はフロントマスクのデザインを一新、テールまわりも、先にデビューを果たした兄弟車のYZF-R3と同様のデザインに変更されている。
エンジンは欧州の排出ガス規制・ユーロ5+に対応した新仕様。これにより、最高出力は42PSで従来から変わらないが、トルクはわずかに減少しているが、本来の走りに大きな影響はなさそう。それよりも、今回から標準装備とされたアシスト＆スリッパークラッチの導入を喜びたい。
専用アプリを介したスマートフォン連携機能の追加など、装備面も充実させてのアップデート。当然ながらMT-03は国内市場でも人気のモデルなので、国内仕様の導入もそれほど遠くないうちに正式発表されるはずだ。
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