2030年までに30機種のEVを投入すると宣言したホンダ。続々と新型EVが登場しているが、2024年11月に開催されたEICMA(ミラノショー)では走る楽しさを追求したFUNコンセプトが登場した。どんなバイクなのかじっくり見てみよう。
まとめ:オートバイ編集部

ホンダ「EV Fun Concept」の特徴

画像: Honda EV Fun Concept EICMA2024出展車・コンセプトモデル

Honda
EV Fun Concept
EICMA2024出展車・コンセプトモデル

エモーショナルな走りに静かさを加えた新機軸!

内燃機関の楽しさを追求する「ICEコンセプト」を発表する一方で、ホンダは未来に対しての提言もEICMA2024でしっかりアピールしてみせた。そのひとつがこのEV FUNコンセプト。「2030年までにグローバルで電動モデルを30機種投入する」とホンダが宣言した計画の一部を担うモデルで、近未来的なスタイルだが、なんと2025年には市販化する予定だという。

その名の通り、このバイクはライディングのFUN(=楽しさ)を追求したモデル。最近のホンダのEVは「モバイルパワーパック」を搭載しているが、スポーツバイクにふさわしい動力性能を確保するためバッテリーは固定式とし、車体中央のバッテリーを取り囲むような車体レイアウトとしている。

倒立フォークやプロアームなど、足まわりもスポーツバイクそのもの。パフォーマンスにも期待が持てそう。バイク本来の「走る・曲がる・止まる」楽しさに加えて、電動ならではの静かで振動のない、新しい乗り味もプラスした、市販化が楽しみなスポーツEVだ。

ホンダ「EV Fun Concept」の注目ポイント

画像: 大型バッテリーユニットを載せるフレームはそのまま伸びて、ピボットプレート、モノコックのシートレールへとつながるユニークな車体レイアウト。

大型バッテリーユニットを載せるフレームはそのまま伸びて、ピボットプレート、モノコックのシートレールへとつながるユニークな車体レイアウト。

画像: LEDヘッドライトのメリットのひとつである、デザインの自由度の高さをフルに活用したかのような極薄のフロントカウル。

LEDヘッドライトのメリットのひとつである、デザインの自由度の高さをフルに活用したかのような極薄のフロントカウル。

画像: 走行風の整流目的なのか、冷却を狙ったのかは不明だが、バッテリーユニット前には小さなウイングも備わっている。

走行風の整流目的なのか、冷却を狙ったのかは不明だが、バッテリーユニット前には小さなウイングも備わっている。

画像: フロントのタイヤサイズは120/70ZR17。ブレーキキャリパーはニッシン製のラジアルマウント、フォークも倒立となかなか豪華。

フロントのタイヤサイズは120/70ZR17。ブレーキキャリパーはニッシン製のラジアルマウント、フォークも倒立となかなか豪華。

画像: リアのスイングアームは片持ちのプロアーム。駆動はベルトで、リアタイヤサイズは180/55ZR17。車格的にはミドルクラス相当か。

リアのスイングアームは片持ちのプロアーム。駆動はベルトで、リアタイヤサイズは180/55ZR17。車格的にはミドルクラス相当か。

画像: 車体後端まで伸びる1ピースのシートは着座位置の自由度が高く、好みのポジションを取りやすい。シート自体は肉厚で快適そう。

車体後端まで伸びる1ピースのシートは着座位置の自由度が高く、好みのポジションを取りやすい。シート自体は肉厚で快適そう。

画像: テールセクションはシャープに伸びたデザインで、テールランプは小ぶり。絞り込まれているがタンデムシートの座面は広め。

テールセクションはシャープに伸びたデザインで、テールランプは小ぶり。絞り込まれているがタンデムシートの座面は広め。

ホンダ「EV Fun Concept」の動画・写真

画像: New 2025 EV Concepts | Honda Motorcycles - YouTube www.youtube.com

New 2025 EV Concepts | Honda Motorcycles - YouTube

www.youtube.com

まとめ:オートバイ編集部

This article is a sponsored article by
''.