ミリタリー好きな人にはもちろん、ストリートでも人気ウエアとして、MA-1を中心に老若男女問わず高い支持を得ているブランド「ALPHA INDUSTRIES JAPAN(アルファインダストリーズジャパン)」と月刊『オートバイ』がコラボ企画として展開、製作したカワサキGPZ900R。今回の記事では、残っていたカスタムのひとつでもあるリアの足まわり、スイングアームの交換、完成した姿を紹介していく。
文・写真:山ノ井敦司

装着するスイングアームはギルドデザインが誇るアルミスイングアーム

ギルドデザインが誇る伝家の宝刀アルミスイングアーム。ギルドデザインと言えばストリート用の製品だけでなく、2024年に開催された鈴鹿8耐では「オートレース宇部Racing Team」へのパーツ提供、メカニックサポートも行っていたり、見た目だけではなく、製品の質、性能へのこだわりも一級品となっている。

スイングアームのメインとなるパイプには75mm×35mmの異型目の字断面のパイプを使用し、純正ホイール用はもちろん、人気のカスタムZRX1100/1200R/1200DAEGホイール用に合わせたスイングアームも展開中。その他、オプションとしてセラコート仕上げやスタンドフックなども用意。

スイングアーム自体は人気のカワサキZ900RSやZX-14R、ゼファー、スズキのハヤブサ、ホンダのCB1300SFなどもラインアップ中。その他、ステムキットやバックステップ、ライセンスホルダーなどもリリース中。

画像: ギルドデザイン ビレットリンク 2万9700円

ギルドデザイン

ビレットリンク
2万9700円
画像: ギルドデザイン ビレットリンクロッド 3万5200円

ギルドデザイン
ビレットリンクロッド

3万5200円

スイングアームの交換に合わせリンクもギルドデザインからリリースされるビレットリンク、ビレットリンクロッドに交換。リンクロッドはカワサキ純正ベアリングが圧入してあるので、ダストシールの移植のみで装着可能。車高調整機能があるタイプは破損するおそれがあるが、構造がシンプルなので破損の心配もなし。また、リンクロッドの長さが固定されているため調整が不要。

見た目だけではなく、性能、乗り味に直結する足まわり

今回はスイングアームの交換作業もギルドデザインさんでおこなってもらった。製品開発用にGPZをなん度もバラし、製品開発しているので作業はお手のもの。ちなみに開発メンバーの2人もGPZオーナー。現在スペシャルなデモ車も製作中とのことなので、お楽しみに!!

純正のスイングアームにはない迫力の足まわりへと進化!!

光り輝く極太のスイングアームがリアまわりへ目をむかせ、いかにもヤル気!! な足まわりへと進化。O・Z製ホイールとの組み合わせもバッチリ!! ビレットならではの美しい見た目がたまらない。

車体全体で見るとナイトロレーシング製のダウンチューブ&バックステップから繋がるような見た目で一体感もアップ。これにて車体まわりのカスタムもひと段落となった。

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