高性能で美しく、上質な造りが魅力のファンティック・スクランブラーシリーズのトップモデルとして登場したスクランブラー700。エンジンはなんとヤマハのCP2ユニットで、トルキーでパワフルな走りが魅力。その実力を試乗チェックしてみたぞ!
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ファンティック「キャバレロ スクランブラー 700」ライディングポジション・足つき性

シート高:830mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

画像1: ファンティック「キャバレロ スクランブラー 700」ライディングポジション・足つき性

アップライトなライポジと幅の広いハンドルで、車体を抑え込みやすい。スタンディングでのホールドもしやすく、普通にダートで操れる。シートレールが低めで、このクラスのオンオフ系バイクとしては足つきもいい。

画像2: ファンティック「キャバレロ スクランブラー 700」ライディングポジション・足つき性

ファンティック「キャバレロ スクランブラー 700」各部装備・ディテール解説

画像: 丸形のケースデザインで雰囲気こそクラシカルだが、ヘッドライトはLED。ウインカーにも細身のLEDが採用されており、装備は最新。

丸形のケースデザインで雰囲気こそクラシカルだが、ヘッドライトはLED。ウインカーにも細身のLEDが採用されており、装備は最新。

画像: 3.5インチの丸型メーターはカラーTFTを採用。ギアポジション表示やライディングモード、リアABSのOFFなど、機能も多彩だ。

3.5インチの丸型メーターはカラーTFTを採用。ギアポジション表示やライディングモード、リアABSのOFFなど、機能も多彩だ。

画像: 右スイッチボックスにあるホイールの絵のついたボタンがライドモード切り換えで、ストリート、オフロード、カスタムが選択可能。

右スイッチボックスにあるホイールの絵のついたボタンがライドモード切り換えで、ストリート、オフロード、カスタムが選択可能。

画像: クロモリ鋼フレームにアルミ削り出しのピボットプレートを締結したシャシーにCP2エンジンを搭載。エンジンは日本で組まれ、イタリアに送られる。

クロモリ鋼フレームにアルミ削り出しのピボットプレートを締結したシャシーにCP2エンジンを搭載。エンジンは日本で組まれ、イタリアに送られる。

画像: エキゾーストはアップタイプの右2本出し。エンジン下にチャンバーを備えることでサイレンサーは非常に細身に仕上がっている。

エキゾーストはアップタイプの右2本出し。エンジン下にチャンバーを備えることでサイレンサーは非常に細身に仕上がっている。

画像: フロントフォークはΦ45mmのマルゾッキ製。キャリパーはブレンボ製のラジアルマウントで、タイヤはピレリのスコーピオンラリーSTR。

フロントフォークはΦ45mmのマルゾッキ製。キャリパーはブレンボ製のラジアルマウントで、タイヤはピレリのスコーピオンラリーSTR。

画像: スイングアームは一体鋳造のアルミ製を採用。リアショックはフロント同様マルゾッキ製で、プリロード調整機構が備わる。

スイングアームは一体鋳造のアルミ製を採用。リアショックはフロント同様マルゾッキ製で、プリロード調整機構が備わる。

画像: クラシカルな雰囲気も備えるシートは着座位置の自由度が高いストレートな形状。シート自体も肉厚で、ロングランも快適にこなす。

クラシカルな雰囲気も備えるシートは着座位置の自由度が高いストレートな形状。シート自体も肉厚で、ロングランも快適にこなす。

ファンティック「キャバレロ スクランブラー 700」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2164×890×1136mm
ホイールベース1453mm
シート高830mm
車両重量175kg (燃料除く)
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量689cc
ボア×ストローク80×68.6mm
圧縮比11.5
燃料タンク容量13.5L
変速機形式6速リターン
ブレーキ形式(前・後)Φ330mmシングルディスク・Φ245mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/80R19・150/70R17
メーカー希望小売価格175万円(消費税10%込み)

文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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