トライアンフ「スピードトリプル 1200 RS」2025年モデルの特徴
新型はエンジン性能がアップ! 最新の電子制御サスペンションシステムを贅沢に搭載
トライアンフの3気筒ロードスポーツモデル「スピードトリプル」。そのシリーズ最高峰のモデルとして2021年に登場した「スピードトリプル 1200 RS」が2025年モデルでマイナーチェンジした。
外装・カラーのほか、エンジン特性や足まわり、電子制御システムなどに細かなアップデートを受けている。
新型は排気量1160cc水冷並列3気筒エンジンを搭載し、最高出力は旧モデルよりも3PS高い183PSを発揮。最大トルクは128Nm/8750rpmと、旧モデルよりも低い回転数で3Nm向上。サイレンサーはアクラポビッチ製を採用し、よりレーシーなスタイリングとなった。
コントロール性向上のため、旧モデルよりもわずかに高く幅広のハンドルを装備。調整可能なステアリングダンパーも追加され、トップヨークのデザインも変更された。
足まわりには、新たにオーリンズ製電子制御サスペンションが採用されている。ブレーキ、加速、コーナリングなどといった7つの項目について、サスペンションの減衰力特性を個別に調節することができる。
そのほか、電子制御システムも充実。フロントの浮き上がりを抑えるリフトコントロールが新たに採用され、ライダーの好みにあわせて4段階に調節が可能となった。
エンジンブレーキの効き具合を最適化するエンジンブレーキ・コントロールや、ブレーキスライド・アシスト、さらにフルアジャスタブル・クルーズ・コントロールなども新たに採用。ライディングのサポート機能が充実した。
新型モデルのカラーは「ジェットブラック」「グラナイト/ディアブロレッド」「グラナイト/トライアンフパフォーマンスイエロー」の3色。価格は「ジェットブラック」が税込222万5000円で、ほか2色は税込227万円となる。
いずれも、2025年4月より販売予定だ。
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トライアンフ「スピードトリプル 1200 RS」2025年モデルの動画・写真
トライアンフ「スピードトリプル 1200 RS」2025年モデルの主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2090×810×1085mm |
ホイールベース | 1445mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 199kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 1160cc |
ボア×ストローク | 90.0×60.8mm |
圧縮比 | 13.2 |
最高出力 | 134.6kW(183PS)/10750rpm |
最大トルク | 128N・m/8750rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 15L |
キャスター角 | 23.9° |
トレール量 | 104.7mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17(58W)・190/55ZR17(75W) |
メーカー希望小売価格 | 222万5000円/227万円(消費税10%込) |
まとめ:大冨 涼