1975年に初代のGL1000が誕生してから、今年で実に50年。唯我独尊のホンダのフラッグシップ・ゴールドウイングが50周年を迎えたのを記念して、欧州でアニバーサリーモデルが登場しました。専用カラーの採用や装備のアップグレードなど、記念モデルらしい特別感にあふれたアニバーサリーを、早速見てみましょう!

往年のカラーも加わって50周年をお祝い!

画像: HONDA GL1800 GOLD WING 50th Anniversary DCT Airbag

HONDA GL1800 GOLD WING 50th Anniversary DCT Airbag

ホンダのゴールドウイングといえば、世界に冠たる超高級ツアラー。世界唯一の水平対向6気筒エンジンを搭載し、フロントのダブルウイッシュボーンサスペンションなど、独創的なメカニズムを満載したフラッグシップであります。

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そんなゴールドウイングの生誕50周年を記念したアニバーサリーが、欧州のホンダで発表になりました。スタンダードモデルのゴールドウイング、上級グレードのツアー、ともにアニバーサリーモデルが設定されています。ボディカラーはスタンダードの50thアニバーサリーが1色、ツアーの50thアニバーサリーが2色。ツアーには50thアニバーサリーではないノーマルモデルも用意されています。

画像: HONDA GL1800 GOLD WING 50th ANNIVERSARY(マットバリスティックブラックメタリック)

HONDA GL1800 GOLD WING 50th ANNIVERSARY(マットバリスティックブラックメタリック)

画像: HONDA GL1800 GOLD WING Tour 50th ANNIVERSARY(エターナルゴールド/マホガニーブラウンメタリック)

HONDA GL1800 GOLD WING Tour 50th ANNIVERSARY(エターナルゴールド/マホガニーブラウンメタリック)

画像: HONDA GL1800 GOLD WING Tour 50th ANNIVERSARY(ボルドーレッドメタリック)

HONDA GL1800 GOLD WING Tour 50th ANNIVERSARY(ボルドーレッドメタリック)

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大きな節目を記念した特別装備の数々

画像1: 大きな節目を記念した特別装備の数々
画像2: 大きな節目を記念した特別装備の数々
画像3: 大きな節目を記念した特別装備の数々

ここでは上級グレードのツアーに絞ってお話していきたいと思います。まず、今回採用されたニューカラーのひとつ、エターナルゴールドですが…どこかで見た色だ、と思った人も多いのではないでしょうか?

画像: HONDA GL1500 GOLDWING(1991)

HONDA GL1500 GOLDWING(1991)

そう! これは1991年に、ゴールドウイングのアメリカ生産10周年を記念したスペシャルモデルのカラーをオマージュしたカラーなのです。当時はサンフラッシュゴールドメタリックという名前だったようですね。高級感ある、フラッグシップにふさわしいカラーです。

画像4: 大きな節目を記念した特別装備の数々
画像5: 大きな節目を記念した特別装備の数々

専用カラーだけではありません。ずらりとスイッチ類が並ぶセンターコンソール下には「50th ANNIVERSARY」の文字がしっかり入っていますし、スマートキーのキーフォブにも同様のデザインがあしらわれています。

画像6: 大きな節目を記念した特別装備の数々

装備面は、主に快適装備を中心にアップグレードが施されました。まず写真のApple CarPlayとAndroid Autoですが、これまではスマートフォンを車両本体とUSBケーブルで接続する必要があったのですが、今回からそれがWi-Fi接続となり、ケーブルが不要になりました。これは利便性が大きく高まりますね。

ほかにも、Apple CarPlay、Android Auto接続時の画面上部にホームバーが表示されるようになったり、ライダー/パッセンジャーで個別に接続する必要があったBluetoothが一括で接続できるようになったり、ツアーのみのオプションだったパッセンジャー側のオーディオスイッチが全車にオプション装着可能となったりしています。同時にオーディオのスピーカーもアップグレードされ、より音質が向上しているようです。

先着1833台! 欧州では記念スケールモデルつき!

画像1: 先着1833台! 欧州では記念スケールモデルつき!
画像2: 先着1833台! 欧州では記念スケールモデルつき!

そして、欧州では先着1833台に、特製の「ハーフ&ハーフスケールモデル」というオマケがついてきます。1833台って中途半端な数字に思えますが、実はこれ、現行ゴールドウイングの排気量にちなんだ数字だったりします。写真で見ると、このスケールモデル、現行ゴールドウイングと1975年登場の初代ゴールドウイングの2種類があるように見えますが…

画像3: 先着1833台! 欧州では記念スケールモデルつき!

なんと! 実際はこのように半分半分になっているスケールモデルなのです。センターに立ったミラーを使って、別々のスケールモデルに見えるようになる、2通りの楽しみ方ができるミニチュアなのですね! 日本でもコレ欲しい! という人、多そうです。

50周年記念サイトもオープン! 記念車の国内発売にも期待!

画像1: 50周年記念サイトもオープン! 記念車の国内発売にも期待!

同じモデル名を持つシリーズで50周年を超える長寿…というのはなかなかありません。日本車で言えば、ホンダのスーパーカブシリーズ、カワサキのZシリーズぐらい。そこに名を連ねたゴールドウイングは、もはや世界を代表する名車のひとつと言っても過言ではありません。

画像2: 50周年記念サイトもオープン! 記念車の国内発売にも期待!

そんなゴールドウイングの歴史が良く分かる、ゴールドウイング50周年記念サイトもオープンしています。ぜひ一度ご覧いただき、名車の系譜を楽しんでいただけたらと思います。

GOLD WING Tour 50th ANNIVERSARY DCT 主なスペック

全長×全幅×全高2615×905×1430mm
ホイールベース1695mm
最低地上高130mm
シート高745mm
車両重量393kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ水平対向6気筒
総排気量1833cc
ボア×ストローク73×73mm
圧縮比10.5
最高出力93kW(126.4PS)/5500rpm
最大トルク170N・m(17.3kgf・m)/4500rpm
燃料タンク容量21L
変速機形式7速 DCT
キャスター角30.5゜
トレール量109mm
タイヤサイズ(前・後)130/70R18・200/55R16
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ316mmシングルディスク

ゴールドウイング50周年 プロモーションビデオ

画像: 2025 Gold Wing | Celebrating 50 Years of Flight | Touring | Honda www.youtube.com

2025 Gold Wing | Celebrating 50 Years of Flight | Touring | Honda

www.youtube.com

GL1800 GOLD WING PHOTOギャラリー(写真38点)

レポート:松本正雅

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