1969年に発売されたホンダ「ドリームCB750FOUR」。その特徴と、のちに登場する代表的な後継機種や派生モデルなどについて紹介しよう。
ホンダ「ドリームCB750FOUR」の系譜
DREAM CB750FOUR（K0）／1969年
発売当時価格：38万5000円
4気筒エンジンによる余裕のあるパワーと、ロングランを想定した乗り心地と高い走行安定性を備えており、発売当時は超高級車ながら北米市場で爆発的なセールスを記録した。
DREAM CB750FOUR（K1）／1970年
発売当時価格：38万5000円
スピード・タコメーターのデザインを変更。そのほかシート形状やキャブレター構造、チェンジ操作のショックノイズの軽減により、乗りやすさと整備性が向上している。
DREAM CB750FOUR（K4）／1974年
発売当時価格：39万5000円
ヘッドライトの切り替え時にライトが消えないヘッドライトオーバーラップ式を採用。さらにウインカーブザーの搭載とスイッチが2モーション式に変更、バックミラーの大型化など安全装備が充実した。
DREAM CB750FOUR-II ／1977年
発売当時価格：46万8000円
CB750フォアと並行して販売された派生モデル。新開発のコムスター・ホイールを採用し、前後ディスクブレーキをダブル化。マフラーは4in1タイプの集合マフラーになっている。
EARA（エアラ）／1977年
発売当時価格：53万8000円
2輪車で初のAT・ホンダマチック機構を備えたモデル。スタンドを出すとミッションがニュートラルに戻るという安全装備も採用されていた。
CB750K／1978年
発売当時価格：49万8000円
ワークスマシンRCBの技術を投入したDOHC4バルブエンジンを搭載。新設計のフレームとサスペンションにより、軽快な操縦性も実現している。
まとめ：オートバイ編集部
