1985年に発売されたヤマハ「TZR250」。その特徴と、のちに登場する代表的な後継機種や派生モデルなどについて紹介しよう。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
ヤマハ「TZR250」の系譜
TZR250/1985年

発売当時価格:54万9000円
YZR500で採用されたアルミデルタボックスフレームを採用した車体は“ハンドリングのヤマハ”と絶賛された仕上がりとなっていた。
TZR250/1989年

発売当時価格:61万9000円
フルモデルチェンジした車体に後方排気レイアウトの新型パラレルツインを搭載。コンピューター制御のキャブレターや、マップ制御デジタルCDIも装備された。
TZR250/1990年

発売当時価格:61万9000円
新たに倒立フロントフォーク、2ウェイコントロールYPVSなどを採用。クロスミッション、乾式クラッチを装備するSPモデルも1000台限定で登場した。
TZR250R/1991年

発売当時価格:62万9000円
フルモデルチェンジして登場した3XV。新開発のV型2気筒エンジンに、大幅に軽量化された車体など、各部にレーサーYZR250の技術が投入された。
TZR250RS/1993年

発売当時価格:69万9000円
馬力自主規制の改定によりそれまでの45PSから40PSまでパワーダウン。RSでは乾式クラッチ、減衰力調整機構を備えたサスペンションが採用される。
TZR250SPR/1995年

発売当時価格:78万円
STD、SP、RSなどの様々なバリエーションモデルが用意されたTZRだったが、この1995年モデルからSPRに統合。その他、トリプルYPVSなども装備。
まとめ:オートバイ編集部