ホンダ新型「CRF250L」「CRF250ラリー」発表！ 2025年モデルは排熱対策を施し、前後サスペンションのセッティングも変更

2025-02-28

webオートバイ編集部 @ webオートバイ

2025年2月28日、ホンダは「CRF250L」と「CRF250ラリー」のニューモデルを発表した。それぞれオフロードの走破性を高めた〈s〉タイプも用意されている。
▶▶▶写真はこちら｜「CRF250L」2025年モデル
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ホンダ「CRF250L」「CRF250 ラリー」2025年モデルの特徴

カラーだけでなく仕様変更もあり！完成度を高めた2025年モデル

ホンダのトレールモデル「XR」シリーズと切り替わるかたちで、2012年にデビューした「CRF250L」。以来、現代のフルサイズトレールモデルとして、林道走行などオフロードを楽しみしたいライダーを中心に支持されてきた。

「CRF250ラリー」は2017年に登場。CRF250Lをベースにアドベンチャー要素を高め、ツーリングユーザーに人気を博している。

どちらも2020年にフルモデルチェンジし、オンロードでの扱いやすい性能はそのままに、未舗装路での走破性をアップ。搭載されるエンジンは249ccの水冷DOHC4バルブ単気筒。最高出力24PS、最大トルク2.3kgf・mを発生する。

2025年モデルは、ラジエーターグリルとサイドカバーの形状が変更され、エキゾーストパイプなどエンジン周辺からの排熱によるライダーへの影響を軽減。さらに前後サスペンションのセッティングを変更し、より快適なライディングを可能にしたという。

“L”・“ラリー”ともに、オフロードの走破性を高めた脚長仕様の〈s〉タイプも用意されている。ボディカラーは、「CRF250L」がスウィフトグレー、「CRF250L〈s〉」がエクストリームレッド、「CRF250ラリー」はスタンダード・〈s〉ともにエクストリームレッド1色の設定。

いずれのカラーも名称こそ従来モデルと同じだが、グラフィックが変更されている。とくに“ラリー”ははじめてブルーのシートが採用され、印象が一変した。

車両価格は、「CRF250L」シリーズは税込64万9000円。「CRF250ラリー」シリーズは税込79万2000円。すべて2025年3月20日に発売予定。

CRF250L

CRF250L〈s〉

CRF250ラリー

CRF250ラリー〈s〉

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※【】内は〈s〉仕様車
	CRF250L	CRF250 Rally
全長×全幅×全高	2210×900×1165mm【2230×900×1205mm】	2200×920×1355mm【2230×920×1415mm】
ホイールベース	1440mm【1455mm】	1435mm【1455mm】
最低地上高	245mm【285mm】	220mm【275mm】
シート高	830mm【880mm】	830【885mm】
車両重量	141kg	153kg
エンジン形式	水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量	249cc
ボア×ストローク	76.0×55.0mm
圧縮比	10.7
最高出力	18kW（24PS）/9000rpm
最大トルク	23N・m（2.3kgf・m）/6500rpm
燃料タンク容量	7.8L	12L
変速機形式	6速リターン
キャスター角	27°30’
トレール量	109mm
ブレーキ形式（前・後）	シングルディスク（ABS）・シングルディスク（ABS キャンセル機能付き）
タイヤサイズ（前・後）	80/100-21M/C 51P・120/80-18M/C 62P
乗車定員	2人
燃料消費率WMTCモード値	32.4km/L（クラス 2-2）〈1名乗車時〉
製造国	タイ
メーカー希望小売価格	64万9000円（消費税10%込）	79万2000円（消費税10%込）