2025年3月13日、ヤマハ発動機販売は東京都港区のカフェ スーパーレーサーを会場とし「XSR900」の2025年モデルのプレス発表会を開催した。
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ヤマハ「XSR900」2025年モデルの特徴

画像: YAMAHA XSR900 ABS 2025年モデル 総排気量:888cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:815mm 車両重量:196kg 発売日:2025年4月14日(月) 税込価格:132万円

YAMAHA
XSR900 ABS
2025年モデル

総排気量:888cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:815mm
車両重量:196kg

発売日:2025年4月14日(月)
税込価格:132万円

GPと同じ最新装備にアップデート! 快適性も向上

2024年11月に欧州で先んじて発表されていた「XSR900」の2025年モデルが、ついに国内で発表。マイナーチェンジとなった今回のモデルは、これまでXSR900 GPに採用されていた装備や電子制御システムを新たに搭載。カジュアルな乗り味を追求したスポーツモデルへと進化した。

外観は旧モデルとほぼ同じだが、ユーザーのニーズに応えてハンドルの位置とシート形状が変更された。

ハンドルは従来モデルよりも若干手前、かつ高い位置に変更され、ゆとりのあるライディングポジションを実現。シートは、レーシングイメージを際立たせるために設けられていた段差が緩和し、着座位置の自由度が向上した。

シート内の素材も見直され、クッション性がアップ。カタログ値ではシート高が5mm増しているが、形状の変更とあわせてウレタンの密度が従来モデル比で約20%下がり、サスペンションも軟らかくリセッティングされたことで、従来モデルどおりの足つき性を確保している。

足まわりはGPと同じ装備にアップデート。前後サスペンションはともにフルアジャスタブルで、カジュアルな乗り味を実現すべく、これまでよりも軟らかめのセッティングに。標準で装着されるタイヤはブリヂストンのS23となる。

画像1: ヤマハ「XSR900」2025年モデルの特徴

コックピットまわりも大きく進化した。メーターは、視認性の高い5インチのカラーTFTディスプレイに変更され、専用アプリ・Y-Connectにてスマートフォンとの連携が可能に。

メーターブラケットには新作のアルミ削り出しのアルマイトカラーを採用して高級感をアップ。タンクカバーにも同様のブラケットが採用されている。

ハンドルにはGPと同じアジャスター機構付きのクラッチレバーを採用。スイッチボックスも追加され、走行モードの選択や各種電子制御のセッティングを手元で行えるようになった。

また、これまで搭載されていたクルーズコントロールシステムに新機能「YVSL(ヤマハバリアブルスピードリミッター)」が追加。ライダーが任意で速度を設定することで、指定速度を超過しそうになると自動でエンジン出力を制限し、速度超過を未然に防いでくれる。

そのほか、ヘッドライト奥のカバー内にはUSB Type-C端子に対応したソケットを装備。

ステップは新たにラバー付のものとなり、グリップ性能の向上と地面からの振動の軽減が図られた。あわせてシフトペダルの形状も変更。先端がテーパー状になっており、ペダル操作がしやすくなった。

画像: YAMAHA XSR900 ABS 日本限定カラー 受注期間限定モデル 発売日:2025年4月14日(月) 税込価格:135万3000円

YAMAHA
XSR900 ABS 日本限定カラー
受注期間限定モデル

発売日:2025年4月14日(月)
税込価格:135万3000円

カジュアルなイメージを再起させる日本限定色が登場

2025年モデルの車体色は、欧州モデルと同じ2色に加え、日本限定で「セラミックアイボリー」がラインナップされている。

限定色は、温かみのある中間色のアイボリーをベースに、YZF-R9と同じブロンズのフロントフォークと、ブラウンのシートがアクセントとなっている。これまでのXSRにはない、ファッショナブルなカラーだ。

画像2: ヤマハ「XSR900」2025年モデルの特徴

本来、耐摩耗性や潤滑性をアップさせるために施されるカシマコートだが、美しいブロンズのカラーリングが車体とマッチするという理由により、本モデルではフロントフォークのアウターチューブにコーティングを施工。シートも車体にあわせた専用開発のものとなる。

また、タンクキャップはYZF-R1と同じタイプで、限定カラーのみブラックのカラーリングとなっている。

画像3: ヤマハ「XSR900」2025年モデルの特徴

新型XSR900の価格は、ホワイトとブラックが税込132万円、限定色のアイボリーは税込135万3000円で、どちらも2025年4月14日に発売される。

なお、アイボリーは2025年9月30日までの受注期間限定モデルだ。

画像: 発表会ではカスタムコンセプトモデルも展示された。

発表会ではカスタムコンセプトモデルも展示された。

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ヤマハ「XSR900」2025年モデルの主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高2155×790×1160mm
ホイールベース1495mm
最低地上高140mm
シート高815mm
車両重量196kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量888cc
ボア×ストローク78.0×62.0mm
圧縮比11.5
最高出力88kW(120PS)/10000rpm
最大トルク93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
燃料タンク容量14L(無鉛プレミアムガソリン指定)
変速機形式6速リターン
キャスター角25°00′
トレール量108mm
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・ 180/55ZR17M/C(73W)
乗車定員2人
燃料消費率 WMTCモード値20.9km/L(クラス3、サブクラス3-2)1名乗車時
製造国日本
メーカー希望小売価格132万円/135万3000円(日本限定色)(消費税10%込)

まとめ:大冨 涼

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