数あるオートバイの中でもエンジンチューニングが人気となっているミニバイクシーン。ここでは様々な車種用にボアアップキットをリリースするスペシャルパーツ武川から、ホンダ ダックス125用に登場したボアアップキットのインプレッション&カスタムパーツ満載の車体を紹介していく。
文:山ノ井敦司/写真:曲渕真介

145cc化することで、全域で驚くほどのパワーアップを実現

エンジンはスーパーヘッド4V+Rコンボキットを組み込むことで、純正の125ccから145ccまで排気量をアップ。上のパワーグラフを見てもらえればわかるように純正が約9PSに対し、約15PSと2倍とは言わないが、6PS近くパワーアップに成功している。グラフのカーブも下から綺麗に上に伸び、10000回転付近まで高回転域まで楽しめるようになっている。

画像1: 145cc化することで、全域で驚くほどのパワーアップを実現

実際に乗ってみると、純正時と同じく走り出し、スロットルを「クッ」と開けてみると「うわっ!?」と驚いてしまうほど加速をダイレクトに感じ、少し乗り方を変えて流していくとグイグイと前に前にと進み、あっという間に前方の車の後ろに。少し乗り慣れてきたので、長い直線にコースを変え2速、3速、4速としっかり高回転域まで使って走ると驚くほどのパワー&スピードを発揮してくれ、ダックスの車体にも関わらず、思わず前傾スタイルで走ってしまうほど!!

その他にもハイドロクラッチキットを装着したことでマニュアルクラッチ化されているのも、スムーズな加速するのに効果テキメン!! 純正でトコトコ走って楽しむのも魅力だが、このマシンのようにパワフルなスピードを楽しんでみてはいかがだろうか!?

車体まわりはフロントキャリアやマルチツーリングバッグなどを装着することで、積載性もアップ。パッと見の車体はツーリング仕様と見せかけて実際に走り出すと、ものすごく速いというギャップも面白い。

画像2: 145cc化することで、全域で驚くほどのパワーアップを実現

メーターは多彩な機能を用意するスーパーマルチTFTメーターにすることで、タコメーターの表示もあり回転数もしっかりとチェックできる。他にもハンドルまわりには高級感のあるビレット仕上げのパーツも多数装着される。

画像3: 145cc化することで、全域で驚くほどのパワーアップを実現

ハンドルまわりでオススメしたいのが握り幅の調整が可能なアルミビレットレバー。純正でも全然問題は無いが、握り幅が調整できることでよりストレスの無いライディングが可能に。パーツ単品で見ると「レバーか」と思ってしまうかもしれないが、操作系のパーツは常時触る部分なのでこだわってみてはいかがだろうか?

画像4: 145cc化することで、全域で驚くほどのパワーアップを実現

スピードもパワーもアップしている車体に合わせブレーキも強化済みで、オリジナルのフローティングディスクローターに、ブレンボ製キャリパーを装着。純正よりもスピーディにしっかりとした制動力で安心して走りが楽しめる。エンジンチューニング時には足まわり、ブレーキの強化も同時がオススメだ。

画像5: 145cc化することで、全域で驚くほどのパワーアップを実現

マフラーはクラシカルな見た目だが、純正よりも抜けも性能も良く、心地よいサウンドも魅力。パワーグラフと同じ性能を発揮する、したい場合はスポーツマフラーの装着がオススメ。他にもダウンタイプのボンバーやエンジン下でトグロをまくトルネードマフラーなどもリリースされているのでお好みの1本をチョイスしよう。

装着しているパーツはコチラ

画像: 装着しているパーツはコチラ

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