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<ARRC=アジアロードレース> 最後は中冨伸一シメた! ~未来へ可能性を感じさせたASB1000~
災害級の豪雨にご注意を、なんて予報におどかされた週末でしたが、鈴鹿サーキットのアジア選手権は日曜のレース2まで無事終了しました。
日曜は朝から雨もなく、土曜の夜から夜中に降った雨が路面を濡らしていたくらいだったんですが、午後のレーススケジュール時刻ごろに降りはじめ、UB150(=アンダーボーン150)はスタートディレイから周回数減算、AP250(=アジアプロダクション250)はウェット路面+雨のレース、SS600では降雨がドッときての中断もありましたが、周回数を5周(!)に減算してレース続行。そしてメインイベントのASB1000は雨も止んで、それでもウェット路面でのレースとなりました。
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<ARRC=アジア選手権> 鈴鹿でナンカイもお祭りやってます♪ ~ナンカイRidersMeeting開催中!~
鈴鹿サーキットの「アジア選手権 第4戦」日本大会は、最終日の日曜を迎えています。心配された雨、それも災害級の大雨、なんておどされてたやーつは、今のところダイジョーブ! 厚い雲が立ち込めてはいますが、午前10時現在、ドライコンディションです。
このアジア選手権、意外と朝のスタート時刻がゆっくりで、9時半からアンダーボーン150クラスのフリー走行が開始。そこに出勤しようとしたら、なにやらグランドスタンド裏、GPスクエアが騒がしく、行ってみると「NANKAIライダースMeet」イベントが行なわれていました^^
このナンカイMeet、いろんなイベントスケジュールが開催されていて、トライアルデモン...
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<アジアロードレース> ASB日本代表 伊藤が両レース3位獲得 ~2戦3レースで連続表彰台登壇中!~
アジア選手権ロードレースのAP250クラスの様子は別項<
伊藤にとっては1000ccマシンのデビューイヤーですが、オーストラリア大会は、昨年の大会でSS600クラス初優勝を挙げた、思い出のレース。日本出発前に本人と少し話をしたんですが、相性がいい記憶があるようで、かなりヤル気でした!
そのユウキ、フリープラクティスを通して少しずつタイムアップ。トップタイムとは、ずっと1秒差前後ですね。デビューイヤー、1000ccマシンを学んでいるライダーとしてはまずまずの進め方じゃないでしょうか。
そして公式予選では2列目4番手を獲得。スタートしたばかりのクラス、まだまだ強豪が少ないクラスとしては、常に...
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<アジアロードレース> 新星襲来! 井吉がアジア初優勝! ~カワサキの秘蔵っ子、鮮烈アジアデビュー~
この週末はアジア選手権・第2戦オーストラリア大会が行なわれました。オーストラリアもパンパシフィック、つまりアジアの一部、っていってベンド・モータースポーツパークで開催されるようになって2年目、日本人ライダーとしてはアジア・プロダクション250(=AP250)に井吉亜衣稀(いよし・あいき=マニュアルテックカワサキ)、そしてアジアンスーパーバイク1000(=ASB1000)に伊藤勇樹(ヤマハレーシングAsean)がフル参戦中です。
そしてそして! AP250で井吉アイキがやってくれました! 井吉は19歳の九州選手権3年連続チャンピオンで、全日本選手権はスポット参戦だけ、飛び級でアジア選手権に...
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<ARRC> もうひとつのスーパーバイク、スタート! ~アジアスーパーバイクに伊藤勇樹がフル参戦~
MotoGP開幕に世界中が沸いたこの週末、マレーシア・セパンサーキットではアジアロードレース選手権(=ARRC)も開幕しました。ARRCは昨年まで、スーパースポーツ(=SS600)、アジア・プロダクション(=AP250)、さらにアンダーボーン(=UB150)の3クラスの開催だったんですが、2019年からスーパーバイク(=ASBK1000)がスタート! 日本勢としては、ASBK1000にヤマハレーシングチームASEANから、伊藤勇樹がフルエントリー。チームメイトは、昨年はヤマハ・オーストリアから世界耐久選手権に参戦していたブロック・パークスで、そういえばパークスもオーストラリア人ですもんね...
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<アジア選手権> 鈴鹿大会で光ったふたり ~UB150中原美海、AP250鈴木孝志の鈴鹿大会~
別掲のとおり、いいお天気の中終了したアジア選手権・鈴鹿大会。SS600クラスではカワサキ勢とアンソニー・ウェストの強さが、AP250ではホンダの強さとヤマハ&カワサキの食い下がりが印象的なレースでした。
ただし、お客さんの入りはイマイチ。AsiaRoadRacingChampionship(=ARRC)運営ががんばって、世界中にレース動画を発信したり、サーキットにもホスピタリティやバナーをどんと飾って華やかムードは演出されていたんですが、肝心の日本人ライダー参戦も少ないし、話題も少な目だった、ってこと。昨年の大会は、CBR250RRのデビューだったり、SS600クラスに加賀山就臣がスポッ...
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<アジア選手権> 今度はヤマハが1-2でリベンジ! ~「バックパッカー」アンソニーが優勝!~
レースは難しい。ただ速いだけじゃなくて、ペース配分やポジション取り、レースの組み立てなんかを考えていないと勝てない――前回、アジア選手権・鈴鹿大会のSS600クラス・レース1を終えて、そんな内容のレポートをアップしましたが、レース2は、それにさらに輪をかけて難しいレースになりました。
レースは序盤からレース1ウィナー、アズラン・シャーが飛び出します。オープニングラップから2番手以下との差を広げにかかりますが、伊藤勇樹が、ザクワン・ザイディがここに食らいつき…ってところで転倒者が出てレースは赤旗中断、仕切りなおし。
しかし、再開後もアズランがまたもスパートを見せて、2番手以下を引き離しにか...
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<アジア選手権> AP250はCBRがWウィン ~New Ninja 食い下がるも届かず~
SS600をメインクラスに行なわれているアジア選手権ですが、もうひとつ注目の高いクラスがあります。それがAP250(=アジアプロダクション250)クラス。日本ではJP250(=ジャパンプロダクション250)として行われている、市販250ccスポーツをベースに行なわれているプロダクションクラスですね。
現在、このクラスには3メーカーのモデルが参加していて、それがホンダCBR250RR、ヤマハYZF-R25、そしてカワサキNinja250。Ninja250はこの春発売されたばかりの、Ninja250シリーズでいえば3代目に相当するモデル。ライバル中では最新モデルです。
その次に新しいのがCB...
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<アジア選手権> 2019年から新クラススタート! ~日本から世界進出の架け橋になるか ASB1000~
現在、SS600クラスを頂点に、AP250クラス、UB150クラスが開催されているアジアロードレース選手権。ここに、2019年から新クラス「ASB1000」クラス、つまり1000ccクラスが新設されることが発表されました。
現在、日本で行なわれているJSB1000クラスは、言うまでもなく世界スーパーバイク選手権(=WSBK)へとつながる国内選手権。現在、アジア(オーストラリアを含むパンパシフィック圏ね)でスーパーバイク、または1000ccクラスが行なわれているのは、日本(JSB1000)とオーストラリア(ASBK)。カテゴリーで言うと、国内選手権(ナショナルチャンピオンシップ)の上にエリ...
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<アジア選手権> レース1はカワサキ1-2! ~ユウキは悔しい4位フィニッシュ~
WSS600クラスはレース1が終わりました。いやぁ、レースってのは難しい!ただ速いだけじゃなくて、どのタイミングで前に出るか、どのタイミングでトップを狙っていくか、その展開をつくるのが難しい――そう実感するレースでした。
スタートはアズランが飛び出します。オープニングラップからぐいぐい前に出て、あれれこの勢いじゃぁ、このまま行っちゃう?と思ったら、やっぱりそうは行かないSS600。次々とトップが入れ替わり、徐々に先頭集団の台数が絞られていく展開になっていきます。
アズランに替わってラタポン、次にユウキが来た来た!と思ったら、次はユディスティラが前に出て、次にウェストがトップ! トップグル...
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<アジア選手権> ユウキ2勝目なるか! ~SS600、今年こそ日本人チャンピオン!~
この週末はアジア選手権・日本大会にきております。
96年スタートのアジア選手権は、今年で22シーズン目。早くからプロダクション250ccクラスやアンダーボーンのレースをメインに開催されていたレースも、2000年からはSS600クラスをメインに移行。09年から日本大会も開催されるようになって、今年で10年目ですね。鈴鹿大会は13年大会から開催、6年目の開催を迎えています。
SS600がメインとなってからは、02年から浜口俊之が5年連続、さらに08年もだから、6回タイトルを獲得。浜口が第一線を引いてからは、11年に藤原克昭、12年に清成龍一、15年に高橋裕紀がチャンピオンになっています。この...