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BMW R1200GS ADVENTURE「GSに乗ればスーパーヒーローに変身」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第35回(撮影2011年)
BMW GSシリーズが持つ特別なオーラ
高速道路を走っているGSを見ない週末はない。そのくらい走り回っている。
売れている数もさることながら、オーナー達の総走行距離を想像すると、どんなバイクよりも多いかもしれない。
したがってGSオーナー=ベテランライダーと思ってしまう。例えば「日本一周したことありますよ。毎年2回ずつ」「その間、全部テント泊」みたいな、俺の勝手なイメージ。
そんなGSの魅力を列記しよう。
全体的にゴツゴツしてて強いイメージ。
同時にどこまででも走れそうなくらい頼もしい。
なのにBMWなので知的マッチョに見える。
例えば「自分がパンクして困っている時に、通りかかって欲しい...
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DUCATI Panigale 1299 S「美くしすぎるマシン ドゥカティ パニガーレ」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第34回(撮影2015年)
撮影時のオーダーは「説明的な写真は要らないから。とにかく格好良く」
今回紹介するのは最高にフォトジェニックなバイク「ドゥカティのパニガーレ」。ファインダーを覗く自分の体温が上がるくらい美しい。世界で最も美しいバイクと呼んでも、多くの人が賛同するだろう。
何度も撮影していたドゥカティなのにこのコラムでは34回目で初登場となった。そしてこの時の撮影は30年もバイクを撮ってきた俺でも、このパニガーレのおかげで「もうひと皮向けた」ような、そんな気持ちだった。
ドゥカティというバイクメーカーは誰でも知っているだろうが、俺流で紹介しておこう。「アスファルト8」というスマフォのレースゲームがある。世界...
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24時間で東京から宗谷岬まで行けるのか?〈寄り道しながら帰路編〉【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第31回 ホンダ「ゴールドウイング GL1800」(撮影2012年)
24時間で東京から宗谷岬まで行けるのか?〈東北道を北上編〉【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】 - webオートバイ
24時間で東京から宗谷岬まで行けるのか?〈北海道を縦走編〉【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】 - webオートバイ
東京-宗谷岬を走り切り、帰路のウイニングランで北海道ツーリングを満喫
ホンダのGL1800・ゴールドウイングを駆り、東京ー宗谷岬間の約1500kmを走り切った。所要時間は約23時間。無事チャレンジを達成し、最北端の街で祝杯をあげた。
ぐっすり眠ったゴールの翌朝、眼が覚めると宗谷岬は良く晴れていた。
ここまでひたすらに走ってき...
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24時間で東京から宗谷岬まで行けるのか?〈北海道を縦走編〉【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第30回 ホンダ「ゴールドウイング GL1800」(撮影2012年)
快晴の北海道で気分上々、ゴールドウイングで函館から日本最北端へ
ホンダのGL1800・ゴールドウイングを駆り、24時間以内に東京ー宗谷岬間の1500kmを走り切る弾丸ツーリング。東京新橋を出て、無事に青森でフェリーに乗り込み、函館までやってきた。
24時間で東京から宗谷岬まで行けるのか?〈東北道を北上編〉 - webオートバイ
初回はこちら!
日本最北端までの距離は660km。残り11時間で宗谷岬まで辿り着けるのか。
北海道に入ってからはよく晴れていた。暗闇の東北道を700kmも走ってきて、北海道上陸したらご機嫌の快晴。函館港から高速に乗るまでの国道は、しばしのんびり北海道を堪能。上陸早...
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24時間で東京から宗谷岬まで行けるのか?〈東北道を北上編〉【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第29回 ホンダ「ゴールドウイング GL1800」(撮影2012年)
短期決戦の超ロングツーリング、ゴールドウイングで夜の東北道をひたすら北へ
こんにちは、カメラマンの柴田です。
今回の平成バイクコラムは2012年にゴーグル誌に掲載された、2回目の弾丸ツーリングの話。
前回のコラムに書いた「東京から九州最南端まで1500kmの弾丸ツーリング」は、ゴーグルの2012年の9月号に掲載された。その記事を読みながら「こんなツーリング撮影は二度と無いだろう」と思っていた。
九州最南端へ弾丸1500kmツーリング【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第27回 BMW「K1600GTL」(撮影2012年) - webオートバイ
ところがそのわずか5カ月後に...
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九州最南端へ弾丸1500kmツーリング〈後編〉【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第28回 BMW「K1600GTL」(撮影2012年)
九州最南端へ弾丸1500kmツーリング〈前編〉【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第27回 BMW「K1600GTL」(撮影2012年) - webオートバイ
前編はこちら!
本土最南端・佐多岬から阿蘇、四国カルストとロングツーリングは続く
今回はBMW・K1600GTLで九州まで行った弾丸ツーリングの後編。
24時間で1500kmを走破し、無事に鹿児島佐多岬にゴール。ストーリーはできたが、急いでいたので俺の写真はほとんどサポートカーの助手席から撮影したもの。背景が変わるだけで絵柄はだいたい同じ。これでゴーグル誌のページが作れるのか?
というわけでゴール後も撮影は続く。ゴ...
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九州最南端へ弾丸1500kmツーリング〈前編〉【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第27回 BMW「K1600GTL」(撮影2012年)
24時間で東京→鹿児島佐多岬へ行けるのか? 悪天候の中見えたBMW「K1600GTL」の超長距離ツーリング性能
平成時代の名車の数々を俺の写真でご覧いただくこのコラム。バイクの紹介と言うよりも撮影の裏話の方が多くて恐縮だが、今回もそんなヨタ話を聞いてもらおう。
本格的長距離ツーリング時代が訪れた2012年に、ゴーグル誌の名物企画となる超長距離ツーリングが計画された。このチャレンジが企画された背景にはBMW・K1600GTLの登場があった。
直列6気筒1600ccエンジンを搭載し、電動フェアリングと大型パニアケースを標準装備。高速で長距離を快適に移動できるスーパーツアラーだった。このBMW...
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ホンダ クロスカブ110 「原付二種でアドベンチャー感を出すには?」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第26回(撮影2018年)
原付二種の撮影は通常都内、しかしクロスカブの場合はそうもいかない。
ゴトゴトと山路を走っていた。東京を出てから3時間くらい、山路だけでも1時間は走っているだろう。
10年以上撮ってきたゴーグル誌の撮影でも例のない原付二種の撮影だった。しかも新しい編集担当者との初めてのコンビ。まあいわゆる「空気を読む」のが難しい。そんな撮影の裏話を聞いてもらおう。
その新担当者の案内で山路を進んで行く。時間的には余裕があるので焦っているわけではないが、まだ1回もシャッターを切ってないので「林道ツーリングは楽しいね」という気持ちにはなれない。
原付二種の記事なら普通は東京都内で撮影する。でもクロスカブで山奥...
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ホンダ CB400SB「スーパーボルドールがフィットする島の道」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第25回(撮影2015年)
日本にはハーフカウルを装備したスーパーボルドールがあるのだ
「佐渡ヶ島を巡るには400がベスト」ライダー役の編集者がそう言って選んだバイクはCB400スーパーボルドール。そのハーフカウルは絶妙にカッコいいと思う。佐渡でどんな写真が撮れるか楽しみだった。
このツーリングは『ゴーグル』のホンダCBシリーズの連載。CBとともに全国あちこち走り回った。この回はCB400SBともに佐渡ヶ島。
スーパーボルドールのベースになったのはCB400スーパーフォア。振り返るとスーパーフォアが発売された1992年は平成4年。スーパーボルドールは2005年に追加。いずれも長いライフのモデルとなっている。撮影した...