CBRの血を引く新世代スポーツネイキッド!
ホンダ、直4、スポーツとくれば、「CB」。その源流は、1969年の東京モーターショーに登場したCB750だ。79年にCB750Fが登場した後、一時「レーサーレプリカ」一辺倒となり、ホンダが再び見つめ直したのがCBの源流。それが91年のモーターショーに出展されたCB1000スーパーフォアだった。
「このネオスポーツカフェコンセプトは、次世代スポーツバイクはどうあるべきか、というテーマを具現化したものです」とは、チーフデザイナーの岸さん。実は岸さんは初代「プロジェクトBIG1」のメンバーなのだ。
「基本に立ち帰って、堂々としたエンジンとフューエルタンク、靭な足回りをアピールする、シンプルなスタイリングに仕上げました。日本のライダーの平均年齢が50歳ならば、その50歳のライダーたちがカッコよく見えるオートバイにしたいのです」(岸さん)
新しいスポーツバイクのコンセプトが市販モデルとなって形になった時、どういった変化があるのかにも注目したい。
DETAIL
CB-Rシリーズとして125、250も登場!?
この9月に発表になったばかりのCB150Rは、なんと新設計エンジンと車体を採用するスポーツネイキッド。ヘッドライトは個性的なデザインのLEDを採用する。実はこの150、噂によると兄弟車として125がスタンバイしており、日本でも発売される可能性が高いようだ。しかも、兄貴分にはCBR250R用のシングルユニットを採用するCB250Rもミラノショーで発表となる模様で、今後の動向が大いに注目される。
東京モーターショー出展モデルの詳細情報は、現在発売中のオートバイ12月号で!