CBRの血を引く新世代スポーツネイキッド!

画像: [全長×全幅×全高] 2080×790×1090㎜

[全長×全幅×全高] 2080×790×1090㎜

ホンダ、直4、スポーツとくれば、「CB」。その源流は、1969年の東京モーターショーに登場したCB750だ。79年にCB750Fが登場した後、一時「レーサーレプリカ」一辺倒となり、ホンダが再び見つめ直したのがCBの源流。それが91年のモーターショーに出展されたCB1000スーパーフォアだった。

「このネオスポーツカフェコンセプトは、次世代スポーツバイクはどうあるべきか、というテーマを具現化したものです」とは、チーフデザイナーの岸さん。実は岸さんは初代「プロジェクトBIG1」のメンバーなのだ。

「基本に立ち帰って、堂々としたエンジンとフューエルタンク、靭な足回りをアピールする、シンプルなスタイリングに仕上げました。日本のライダーの平均年齢が50歳ならば、その50歳のライダーたちがカッコよく見えるオートバイにしたいのです」(岸さん)

新しいスポーツバイクのコンセプトが市販モデルとなって形になった時、どういった変化があるのかにも注目したい。

画像: 大胆なまでにワイドなタンクと、切り詰められたテールランプはまさしくスポーツネイキッドの「王道」。ボディカラーのレッドはCB750へのオマージュだ。

大胆なまでにワイドなタンクと、切り詰められたテールランプはまさしくスポーツネイキッドの「王道」。ボディカラーのレッドはCB750へのオマージュだ。

画像: フレームにはスチール製のモノバックボーンを採用。スイングアームは片持ちのプロアームで、どうやらこれらのパーツはミラノショーで登場するであろう、次期CB1000Rにそのまま受け継がれそうだ。

フレームにはスチール製のモノバックボーンを採用。スイングアームは片持ちのプロアームで、どうやらこれらのパーツはミラノショーで登場するであろう、次期CB1000Rにそのまま受け継がれそうだ。

画像: CBRの血を引く新世代スポーツネイキッド!
画像: 大径のLEDヘッドライトの存在感とフューエルタンクの大胆な張り出しが際立つのがこのアングル。ラジエーターも非常に大きなものを採用している。

大径のLEDヘッドライトの存在感とフューエルタンクの大胆な張り出しが際立つのがこのアングル。ラジエーターも非常に大きなものを採用している。

DETAIL

画像: パワーユニットはCBR1000RR譲り。と言っても、最新の1000RR(SC77)のものではなく、おそらくは現行CB1000Rと同じ、2世代前のSC57型CBRのものを基本としているようだ。

パワーユニットはCBR1000RR譲り。と言っても、最新の1000RR(SC77)のものではなく、おそらくは現行CB1000Rと同じ、2世代前のSC57型CBRのものを基本としているようだ。

画像: シフトペダルと組み合わせてクイックシフターも装備している。シフター自体はVFRなどにオプション採用されているものに近いデザインだ。

シフトペダルと組み合わせてクイックシフターも装備している。シフター自体はVFRなどにオプション採用されているものに近いデザインだ。

画像: ちょっとした遊び心を感じさせるのがこのエアクリーナーボックス。よく見ると、左右の端にはエアファンネル風のダクトを装着していて、キャブレター風の意匠としている。

ちょっとした遊び心を感じさせるのがこのエアクリーナーボックス。よく見ると、左右の端にはエアファンネル風のダクトを装着していて、キャブレター風の意匠としている。

画像: スラッシュカットされた、独特なオーバルサイレンサーが印象的なマフラー。集合方式は4-2-1で、サイレンサー内で集合するユニークなレイアウトとしている。

スラッシュカットされた、独特なオーバルサイレンサーが印象的なマフラー。集合方式は4-2-1で、サイレンサー内で集合するユニークなレイアウトとしている。

画像: フロントフォークはショーワ製。タンクやフレーム同様、足回りも発表間近の次期CB1000Rに引き継がれる模様。タイヤはダンロップのラジアル。

フロントフォークはショーワ製。タンクやフレーム同様、足回りも発表間近の次期CB1000Rに引き継がれる模様。タイヤはダンロップのラジアル。

画像: ボディカラーと同色のスプリングが目を惹くリアショック。このまま市販型に採用されるかは不明だが、イニシャル調整付の直押しタイプとしている。

ボディカラーと同色のスプリングが目を惹くリアショック。このまま市販型に採用されるかは不明だが、イニシャル調整付の直押しタイプとしている。

画像: 現行型CB1000R同様、スイングアームはプロアームを採用。市販型はサイクルタイプのリアフェンダーを採用し、スイングアームからステーを介して固定される模様。

現行型CB1000R同様、スイングアームはプロアームを採用。市販型はサイクルタイプのリアフェンダーを採用し、スイングアームからステーを介して固定される模様。

画像: ヘッドライトはLEDを採用。四角いメーターともども、間もなくミラノショーで発表されるであろう、次期CB1000Rのヒントとなる、ユニークな形状だ。

ヘッドライトはLEDを採用。四角いメーターともども、間もなくミラノショーで発表されるであろう、次期CB1000Rのヒントとなる、ユニークな形状だ。

画像: スチールタンクはヘアライン仕上げを施し、そこにキャンディレッドを塗装したもの。素材の質感を表現するため、後部はクリア仕上げでシルバーに見せている。

スチールタンクはヘアライン仕上げを施し、そこにキャンディレッドを塗装したもの。素材の質感を表現するため、後部はクリア仕上げでシルバーに見せている。

画像: スエード調の表皮が高級感を醸し出すシート。一体型でタンデム部分の座面も広いもので、座面の絞り込みによってホールド感もよさそうだ。

スエード調の表皮が高級感を醸し出すシート。一体型でタンデム部分の座面も広いもので、座面の絞り込みによってホールド感もよさそうだ。

画像: テールランプはシンプルなデザインのLED。SC59型のCBR1000RRのテールランプを思わせる形状で、実車にもそれが採用されるのでは、と想像したくなる。

テールランプはシンプルなデザインのLED。SC59型のCBR1000RRのテールランプを思わせる形状で、実車にもそれが採用されるのでは、と想像したくなる。

画像: DETAIL
画像: ブレーキ、クラッチレバーと、独特なデザインのグリップはRIZOMA製。コンセプトのため、スイッチ類はダミーだが、スイッチレイアウトは非常にシンプルなものとしている。

ブレーキ、クラッチレバーと、独特なデザインのグリップはRIZOMA製。コンセプトのため、スイッチ類はダミーだが、スイッチレイアウトは非常にシンプルなものとしている。

画像: 電源を入れると浮かぶアイコンは、実は「CB」の文字を多数集めたもの。このモデルがまごうことなき「CB」シリーズであることを裏付けるアイテムだ。

電源を入れると浮かぶアイコンは、実は「CB」の文字を多数集めたもの。このモデルがまごうことなき「CB」シリーズであることを裏付けるアイテムだ。

CB-Rシリーズとして125、250も登場!?

この9月に発表になったばかりのCB150Rは、なんと新設計エンジンと車体を採用するスポーツネイキッド。ヘッドライトは個性的なデザインのLEDを採用する。実はこの150、噂によると兄弟車として125がスタンバイしており、日本でも発売される可能性が高いようだ。しかも、兄貴分にはCBR250R用のシングルユニットを採用するCB250Rもミラノショーで発表となる模様で、今後の動向が大いに注目される。

画像: HONDA CB150R EXMOTION

HONDA CB150R EXMOTION

東京モーターショー出展モデルの詳細情報は、現在発売中のオートバイ12月号で!

オートバイ  2017年12月号 [雑誌]

モーターマガジン社 (2017-11-01)

This article is a sponsored article by
''.