ユーザーフレンドリーに進化した新世代CB!
新世代CBシリーズとして125、1000に続いて登場したCB250R。完全新設計のコンパクトな車体は125㏄車のような軽さが特徴で、取り回しに優れ、ビギナーや非力なライダーも安心してライディングを楽しめるのが魅力だ。
CBR250RのものをルーツとするDOHCシングルエンジンは27馬力を発生。車体が軽量なことに加え、低中回転域トルクを重視したエンジン設定により、数値以上にパワフルに感じ、ストリートで普通に乗っているだけでもスポーツ性を楽しめる。
2019年4月に発売開始された新型はマイナーチェンジされ、前後サスペンションの設定が見直され、フロントはスプリングを変更、リアはショックが新しいものとなった。
あわせてステップバーもラバーを廃したタイプに変更、これらの改良で足つき性を大きく向上させ、より幅広い層のライダーに親しみやすい設定としている。
また、今回からIMU(慣性計測装置)付きで、より緻密な制御を可能としたABSを標準装備とし、急制動時のリアホイールの浮き上がりなどを防ぐ効果を高めるなど、安全性も大幅アップされ、その魅力を大きく高めている。
CB1000Rをイメージリーダーとする、独特の個性を放つスタイリングも健在。
今回から登場した新色は各部パーツをブラックアウトした精悍な仕様とするなど、充実の進化を遂げている。価格は従来のABS仕様と同じ設定だ。
文:太田安治、本誌編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸
ホンダ CB250Rの主なスペックと価格
全長×全幅×全高:2,020×805×1,045mm
ホイールベース:1,355㎜
最低地上高:147㎜
シート高:795㎜
車両重量:144㎏
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量:249㏄
ボア×ストローク:76.0×55.0㎜
圧縮比:10.7
最高出力:20kW(27PS)/9,000rpm
最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/8,000rpm
燃料タンク容量:10L
変速機形式:6速リターン
キャスター角:24.44゜
トレール量:93㎜
タイヤサイズ(前・後):110/70 R17 M/C 54H・150/60 R17 M/C 66H
ブレーキ形式(前・後):シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格:税込55万4,040円
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ホンダ CB250R 公式サイト
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