新型KATANAをはじめ、話題のニューモデルがたくさん登場した2019年。月刊オートバイの読者の皆さんで選ぶ人気バイクナンバー1決定戦「JAPAN BIKE OF THE YEAR2019」。総合クラスでは、ビッグバイクから原付にいたるまで、すべての新車の中から人気ナンバー1を選ぶトップカテゴリー。果たして、2019年の「イチバン」はどのバイクの手に!?
(※月刊オートバイ 2019年10月号より)
(※月刊オートバイ 2019年10月号より)
第2位 23637POINTS
KAWASAKI Z900RS
昨年の王者「現代のZ」はいまだ人気健在!
昨年のBIGクラス覇者・Z900RSは今回総合2位。とはいえ、総合クラスだけで見れば昨年同様の2位キープなので、これはかなりの健闘ぶり。
今年のバイクオブザイヤーで「KATANA旋風」が吹き荒れていることを考えれば、Z人気はいまだに健在、ととらえてもいいだろう。
Z900RSが魅力的なのは、そのルックスは言うまでもないが、レトロな中にもしっかり「最新のスポーツバイクであること」を大切にしていること。
たとえば、リアサスペンションはいわゆる2本サスではなく、リンク式のモノショックをベースのZ900と同様に採用しているし、メーターもアナログ風ではあるが、多機能な最新のユニットを使用している。
レトロ風ではあるが、走りや機能パーツに関するパートには一切妥協はしていないのである。
現代のスポーツバイクとしてのパフォーマンスはしっかり確保した上で「往年のZ」を想わせるスタイルはエッセンスとして楽しむ。それがZ900RSなのだ。