2019年10月24日~11月4日の期間、東京ビックサイトで開催される「第46回東京モーターショー2019」のホンダ出展車両として「CT125」も公開となりました。
今回は、早くも話題沸騰中の「CT125」の詳細をご紹介します!
キャンプ道具や大きな荷物が楽々積めそうなリアキャリア、悪路を走っても大丈夫そうな足周りやアップマフラーをはじめ、特徴的なディテールで構成されるそのスタイリングは、現代のマシンでありながら、CT110を徹底的にオマージュしたものになっています。
CT125
スーパーカブシリーズをベースとしながらも、“ハンターカブ”と呼ばれたCTシリーズの血統を引き継いだ、まったく新しいコンセプトとして登場予定の「CT125」。
スチール製フロントフェンダー、野性的なアップマフラー、キャンプツーリング等に活躍しような超大型のリヤキャリア、ハイマウント吸気ダクト&サイドエアクリーナーを装備し、他にはない独自のスタイリングですね。
街乗りバイクとしてはもちろん、足回りを見てもオフロードの走破性に配慮され、自然の中でも楽しめる機能を持ったトレッキング仕様になっています。また、冒険心をくすぐるデザインで、原付二種クラスの新たなムーブメントになりそうですね。
SIDE VIEW
アップマフラーの美しさが際立つサイドビュー。サイドカバーの車名ロゴ部分には、獣の足跡をモチーフにしたデザインもあしらわれています。
パッと見は、まるでCT110 のようにも見えてくるフォルム。時代を超えて愛される、カブ好きにはたまらないデザインですね。
FRONT VIEW
正面から見るとアップマフラーの張り出しも極力抑えられています。ヘッドライトはもちろん、ウインカーまでLED!
REAR VIEW
キャンプやアウトドアで使いやすいようにリアキャリアは大型になっています。
パッと見のデザインは1980 年代に登場した先代モデルの「CT110」 を想わせるデザイン。東京モーターショー出展用のコンセプトモデルですが、このまま市販できそうなくらいですね。
いまのところ市販などの予定は未定ですが、発売されれば大ヒット間違いナシの1台ですね!
CT125の各部の完成度を徹底チェック!
【ディテール解説】ヘッドライトはおそらくモンキー用と思われるLED ライトを採用しています。往年の角形ユニットを意識したデザインのウインカーもLEDです。タイヤサイズは2.75-17、装着タイヤはIRCのTRIALS GP-1。ブレーキはディスクで、しっかりABS まで標準装備されています。エンジンのベースはスーパーカブC125。ケースカバーはリングタイプではなく、中央にメッシュ状のマークをあしらったものを装着しています。不整地や水たまりなどの走行に適したアップマフラーを採用。サイレンサー部分にはパンチメッシュ風のヒートガードが装着されています。サイドカバーは左右非対称です。右サイドの車名ステッカーには、クマ(?)の足跡を模したロゴがありました。
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写真:赤松孝