画像1: ビジネスバイクこそEV化!「BENLY e」と「GYRO e」を東京モーターショー前に徹底チェック!【東京モーターショー2019速報 Vol.4】-Hondaブース出展車両-

ビジネスバイクも電動の時代が到来!

いよいよ来週に迫った東京モーターショー2019。プレスディの10月23日に初披露となる「GYRO e:(ジャイロ イー)」と「BENLY e:(ベンリィ イー)」の情報も公開となりました!

この2台は、すでに実用化されている「PCX エレクトリック」のバッテリーやノウハウを使い、ビジネスモデルのジャイロとベンリーをEV化したモデルになります。

業務用車両に求められる魅力はそのままに、電動化によって環境性能や静粛性を高めているのが特徴です。今回はEVビジネスモデルとして大注目の「BENLY e:」と「GYRO e:」の詳細をご紹介します!

画像: ビジネスバイクも電動の時代が到来!

着脱式バッテリーはシート下に収納

画像1: 着脱式バッテリーはシート下に収納

「GYRO e:(ジャイロ イー)」と「BENLY e:(ベンリィ イー)」両モデルとも、着脱式バッテリーはシート下に収納されています。

画像2: 着脱式バッテリーはシート下に収納

このバッテリーはPCX エレクトリックでも採用された「Honda Mobile Power Pack」を2つ 連装しています。持ち運べて事務所や自宅でも充電が可能になるのは便利ですね。

「BENLY e」

画像1: 東京モーターショー参考出品車(コンセプトモデル)

東京モーターショー参考出品車(コンセプトモデル)

「ベンリィ・エレクトリック」が進化して、「ベンリィe:」として再登場しました。新聞配達やデリバリーなどの現場で活躍するビジネス向けスクーター・ベンリィをEV化したモデルです。

画像2: 東京モーターショー参考出品車(コンセプトモデル)

東京モーターショー参考出品車(コンセプトモデル)

この「ベンリィe:」は、原付1種相当モデルとなります。原付1種モデルが活躍する現場のニーズに合わせたモデルだけに、即戦力としてビジネスシーンで大活躍しそうですね。

【ディテール解説】モーターは通常のCVT ベルトケースの位置に配置。サイズ的にも近く、ガソリン車の車体を活かした車体構成を可能にしています。大きなバスケットやヘッドライトの形状などはベースのベンリィに似たレイアウトですが、ヘッドライトは省電力のLED を採用。リアの大型デッキはガソリンモデルのベンリィ同様の装備しています。大きさや形状を気にせず積載できるのはビジネスシーンで武器になります。メーターは丸形ケースに反転表示液晶の組み合わせ。表示内容は速度、オド、トリップ、電池残量などのシンプルなメニューです。

「GYRO e」

画像3: 東京モーターショー参考出品車(コンセプトモデル)

東京モーターショー参考出品車(コンセプトモデル)

ベースとなっているのは「ベンリィe:」。バッテリーやモーターといったEVEV化で未来を開くビジネス用3輪モデルの主要コンポーネントは基本的にベンリィと共有しながら、リアの駆動部分にはガソリンモデルのジャイロに準じたものを組み合わせて3輪モデルに仕立てています。

画像4: 東京モーターショー参考出品車(コンセプトモデル)

東京モーターショー参考出品車(コンセプトモデル)

排ガス規制への対応が難しいことから、需要はあれど年々その存在が危ぶまれている原付一種モデルの未来を切り開く、ビジネス向けEVスリーターとして、今後の活躍に期待が集まるモデルになりそうですね。

【ディテール解説】ヘッドライトもLED が採用されており、リアの駆動部分は基本的にガソリンモデルのものを応用したもの。下に見えるオレンジのケーブルはバッテリーにつながっています。フロント部分がねじれるようにバンクする独特の機構はガソリンモデルのジャイロに準じています。リアセクションには共通部分も多そうですね。「ジャイロe:」のメーターも「ベンリィe:」と同様のユニット。シンプルなデザインだが視認性と実用性の高さが魅力です。この「ジャイロe:」ではリバース機構も備えていて、電源ボタンと左スイッチを同時に押すことで後進ができます。

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写真:赤松孝、南孝幸

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