150ccエンジンを搭載する快速スポーツ、ジクサーが大きく進化、なんと今回から250ccの兄貴分も追加になった! しかもエンジンは油冷だ!
国内発売を期待したい魅力的なフルカウル車
魅力的なモデルがひしめく250スポーツクラスに、スズキが新たに提案するスポーツモデル、それが今回東京モーターショーに展示される参考出品車のジクサー250SFだ。
コンパクトな車体と元気のいい空冷ユニットの組み合わせで、快活な走りが身上のジクサーの兄貴分として、生産国のインドでは今年の5月から発売されている。
シャープなフォルムが印象的なこのSF、最大の特徴はそのエンジンにある。なんと、搭載されるエンジンは新設計の油冷エンジンなのだ。
GSX-Rシリーズのエンジンで一世を風靡した独創のテクノロジーが進化して、最新モデルで再び結実した。
ちなみにシングルエンジンだが最高出力は26.5PSと十分なもの。
コンパクトな車体との組み合わせで、走りのポテンシャルもかなりスポーティなものが期待できそうだ。
現時点では国内発売されるかは未定だが、性能面でも価格面でもかなり期待できそうなモデルだけに、ぜひとも今後の国内発売を楽しみに待ちたいところだ。
SPECIFICATIONS (インド仕様)
全長×全幅×全高 2010×740×1035㎜
ホイールベース 1345㎜
シート高 800㎜
最低地上高 165㎜
車両重量 161㎏
エンジン形式 油冷4ストOHC4バルブ単気筒
総排気量 249㏄
ボア×ストローク 76×54.9㎜
圧縮比 NA
最高出力 26.5PS/9000rpm
最大トルク 2.3kg-m/7500rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 12L
レイク角/トレール NA
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 ディスク・ディスク
タイヤサイズ 前・後 110/70R17・150/60R17