東京モーターショー2019が開催され、カワサキブースでは「Z H2」「Ninja ZX-25R」「W800」と3台ものワールドプレミアの発表がありましたが、この機会にカワサキブースで見ておきたい注目モデルはまだまだあります。
今回は10月15日に発売されたばかりの「KLX230」のご紹介です。
KLX230の購入を検討している方はカワサキブースで要チェック!
KLX250が2016年にファイナルエディションをリリースしてから暫くの間、カワサキのオフロードトレールは生産終了となっていましたが、ついに復活を果たしてくれましたね!
カワサキブースのちょうど真ん中辺りに展示されていて、もちろん跨りなどもOKです。
KLX230
<カワサキ KLX230の主なスペック>
全長×全幅×全高:2105mm×835mm×1165mm
ホイールベース:1380mm
シート高:885mm
車両重量:134kg
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
総排気量:232cc
ボア×ストローク:67mmx66.0mm
圧縮比:9.4
最高出力:19PS/7600rpm
最大トルク:1.9kg-m/6100rpm
燃料タンク容量:7.4L
変速機形式:6速リターン
ブレーキ形式:前・後:シングルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ:前・後:2.75-21・4.10-18
メーカー希望小売価格:48万6000円(税込)
ライバルはセローじゃない!? 今までにない230コンパクトトレール
KLX250のフルサイズオフロードと比べると、やや小さい印象ですが、フロント21インチ、リア18インチでシートも高めなので、本格的なオフロードにも向いていそうです。
230ccと言う排気量ゆえに、セローのようなトコトコと走るトレッキングバイク向きなのかと思いきや、広報担当者にお話を伺うと「KLX230は初・中級者でも満足できるポテンシャルを追求していますので、乗り味は250ccに匹敵するパフォーマンスを発揮してくれると思います」とコメント。
フラットダートやモトクロスコース的なステージで、ある程度アクセルを大きく開けて元気の良い走りを楽しむのに向いているキャラクターのようです。
各国の規定に合わせられるように大型化され、より明るく大きくなったヘッドライト。これまでのオフロードバイクはヘッドライトが暗いマシンが多かったですが、大光量の60/55Wランプで夜間走行時も安心ですね。
視認性の高いデジタル表示の大型液晶メーターを採用しています。ディスプレイの電源はついていませんでしたが、バーグラフ式の燃料計や時計機能もあり、各種インジケーターランプを備えています。※ハンドルバーパッド(税込4048円)はオプションです。
完全新設計の空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載。最高出力は19PSを7600rpmで発揮します。ボア・ストロークは67mmx66.0mmとスクエアに近いので、ロングストロークとショートストロークの中間的な特性を持っていそうですね。
シートが高くなりすぎない骨格と、コンパクトトレールならではのショートホイールベース(1380mm)なので、林道などの狭い道でも取り回しやUターンなどがしやすそうです。
燃料タンク容量は7.4リットルと一般的なトレールマシンと同程度の容量が確保されています。シュラウド内にはキャニスターやレギュレーター&ホーンなどが収納されています。
フレームも新設計で、フロントシュラウドからマフラーサイドカバー、リアフェンダーまで流れるようなデザインが美しいですね。
シート高は885mmとコンパクトトレールとしては高めですが、座りやすいシートと車体の細さ、サスペンションの沈み込みもあって足着きは数値ほど高く感じられませんでした。
また、カワサキ初のデュアルパーパスABSも搭載されていますので、特にオンロード走行も安心して走れますね。
↓さらに細かいディーテールはこちら。
KLX230の購入を検討している方はカワサキブースを訪れたら要チェックですね!
カワサキ KLX230の走行映像(1分9秒)
カワサキファンはもちろん、オフロード好きライダーにとっては、まさに待望のニューオフロードマシン! 入門用としてもお薦めですし、親しみやすい価格設定なのも嬉しいですね。
カワサキブースを訪れたら是非チェックしてみて下さい!