1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ヤマハTW200 1987 年4 月
リアに装着したバルーンタイヤが何よりも目を引く異色のオフロードマシン。前後極太タイヤは砂地や雪上でも高いトラクションを発揮してくれる。エンジンはXTをベースに低中速向けにリセッティングを施し、高度補正装置付きキャブをセットアップすることで扱いやすさを高めている。
ヤマハFZR400R 1987 年4 月
FZR400をベースに、SP400レースでの戦闘力向上を狙った限定モデル。内部パーツを変更したエンジン、EXUP装備の排気系、6速クロスミッション、1人乗車前提のサスセッティング、別体リザーバタンクを持つフルアジャスタブル式リアサス、シングルシートなど多くの部分で通常モデルと異なる。
ヤマハ XV400ビラーゴ 1987年 3月
ロー&ロングなスタイリングや右2本出しスラッシュカットマフラーなど、よりドラッグマシン的なイメージを強調。
ヤマハ CZ150R 1987年 4月
CZ125を150ccにスケールアップ。高速も走行可能になり、足回りをベンチレーテッドブレーキなどで強化。電動ファン付きラジエターも搭載。
カワサキ エリミネーター400 1987年 4月
ドラッグレーサー風スタイルに身を包んだスポーツクルーザー。メッキタンクを装備した豪華仕様のパーソナルも追加ラインアップした。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)