完結30周年を迎えた不朽の名作『あいつとララバイ』(楠みちはる)。その作中で登場するオートバイを紹介していきます。
©楠みちはる/講談社 ※全ての写真及び記事の無断転載を硬く禁じます。
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第8回/早瀬順一のヤマハ「SRX-6」
研二と友美がデートで訪れた箱根のヒーロー、早瀬の愛車はSRX-6。
水曜日のシンデレラが駆るポルシェ930ターボに挑戦を続けていたが、単気筒のSRXではバケモノ・ポルシェになかなか太刀打ちできないでいた。
早瀬のSRX-6はボンバーの杉本が限界近くまでチューンしたもので、ショートマフラーはステンレスエキパイのフルエキに交換され、サイレンサーが干渉するためにタンデムステップが取り外されている。ホイールはノーマルだが、前後ディスクをスリットなしのタイプにチェンジ。
研二が早瀬のSRXに試乗した際、「いままでで一番速いタイムで横浜まで帰って来た」と驚かれていることから、ピストンやカム、バルブスプリングなどエンジン内部にも大幅に手が入れられている模様。
ボディの軽さをフルに生かすため、エンジンがしなるように回るようなチューンがされている。
(次回はキングのスズキ・カタナ750を解説します。お楽しみに!)
過去の回はこちらからご覧いただけます。
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