ハーレーブランド初の本格ストリートファイター
創業以来空冷Vツインエンジンと共にあり、今なお伝統の空冷モデルが根強く支持されているハーレーダビッドソンだが、今や水冷エンジン搭載の新世代モデルにも力を入れている。
そんな中、EICMA2019で公開された2台のニューモデルが、いずれも単に水冷モデルというだけに留まらない、これまでのハーレーのイメージを打ち破る存在として注目を集めた。
その1台である「ブロンクス」は、新型水冷60度Vツインエンジン「Revolution Max」の975㏄仕様を搭載。何より度肝を抜いたのはそのスタイリングで、ハーレーブランドとしては初の、モダンなスポーティさも強調したストリートファイタールック!
腰高なポジション設定、倒立フォークなど最新スペックの足回り、そして115馬力以上というスペックなどを見ると、本格的なスポーツライディングを楽しめるそうだ。

ブロンクスに積まれる「Revolution Max」エンジンは排気量975㏄。パワーは最高出力115馬力以上、最大トルク9.6㎏-mという強力なもの。

メーターはハーレーらしい円形ケースのシングルタイプだが、中身は最新のフル液晶。各種電子制御デバイスの設定を行うスイッチも用意。

ブレーキはブレンボと共同開発。フロントはラジアルマウントのモノブロック4ピストンキャリパーで、高い制動力と良好なフィーリングを両立。
走行映像 2021 Bronx 975 | Harley-Davidson(37秒)
2021 Bronx 975 | Harley-Davidson
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