CB250Rにバイク用バッグを積んでみた!
CB250Rの場合、もっとも相性がいいバッグは、取り付けベルトをシート下にくぐらせるタイプでしょう。
リアシート内のマージンは充分あり、安心してベルトをくぐらせることができます。
で、あとはバックルをパチンと留めていくだけ。
すっきりしたテールデザインを極力損なうことなく、レインスーツやメガネなど最低限の装備を持つのなら、これでOK。容量は14L。日帰りツーリングなら充分でしょう。
TANAX ユーロシートバッグ
サイズ:180(H)×270(W)×350(D)mm
容量 :14L
公式サイトでは残念ながら生産終了となっていましたが、Amazonではまだ手に入るようです。
恒例のアンケート! 今回のパッキングスタイル、あなたはどちらが好きですか?
あなただったら、どちらの積載方法でCB250Rに荷物を積みたいですか?
回答後、集計結果をご覧いただけます。
このアンケートはオリジナルサイトで参加できます。
ご回答ありがとうございました!
【ちなみに】取り付けベルト4点留めのタイプのバッグはどうか?
今回は、取り付けベルト4点留めのベーシックなシートバッグは使いませんでしたが、これも工夫次第でうまく使える方法があります。
ちょうど編集部のガレージに中村先輩の愛車CB125Rがとまっていたので、勝手に拝借して実践しました。
4点留めタイプも前は引けても、後ろがやはり困ります。
ここで、頭を使うのがパッキングのおもしろさ。
このバッグの場合は、こんな方法があります。
後ろのベルト2本のうち、1本は外す。
↓
残った1本のベルトを、バックル横のDリングに留める。
↓
で、リアフェンダー下に通す。
↓
最後にバックルを留めれば完成!
リアタイヤとリアフェンダーの隙間ががっつり空いているオンロードバイクの場合、使える方法です。
特に新世代CBシリーズは、この積載術が上手くハマります。
以前、CB650Rとリア周りがほとんど共通のCBR650Rでもこの方法でシートバッグを積載しました。
1泊2日で400kmほど走りましたが、何の問題もなし。リアシート全体を使って積載できるので安定感も高かったです。
ただ、どんな方法にせよ、ベルトが緩んでいないか、ちょこちょこ確認するようにしましょう!
HenlyBegins ツーリングシートバッグ DH-718
容量:33~42L
サイズ:W490~610×H225×D275(mm)
メーカー希望小売価格:税別16,800円
このシリーズはサイズ別にさまざま展開されています。ミリタリーテイストのデザインにふさわしい丈夫さが特長。使い勝手もいいですよ。
【結論】CB250Rの積載性の評価
個人的な感想です。ずばり、5段階評価なら「2」!
ちょっと工夫しないと困る、だけど工夫すればノーマル状態でもどうにかなる、といった積載性が僕の中での評価「2」です。
ちなみに過去にはCB400SFやCB1100EXが「3」と評価しました。
CB250Rの場合、リアシート後方に荷掛フックなどとっかかりがなく困ったのですが、リアシートの形状や広さは充分。
どうやって後ろにベルトやコードを引くかさえクリアすれば、そこそこ大きなバッグでも安定して積むことができます。
ただ、キャンプツーリングの荷物をすべてシートに載せる、となるとそう簡単にはいかないかも。なるべく早く新世代CBシリーズでのキャンプツーリング・インプレを行ないたいと思います。
文・写真:西野鉄兵
webオートバイ編集部・西野の積載インプレ
気づけば丸目のバイクばかり……今度はフルカウルスポーツとかアドベンチャーをやりまーす!