最新1000ccクラスのスーパースポーツマシンのスタイリングを比較! ホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」・ヤマハ「YZF-R1M」・カワサキ「ニンジャZX-10R SE」・ドゥカティ「パニガーレV4S」・BMW「S1000RR」それぞれの特徴を紹介する。
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ホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」/税込価格:278万3000円
CBR1000RR-Rのスタイリングは機能を最優先したもの。サーキット走行時、一定以上の速度域における空気抵抗を低減すべく、ライダーが伏せた状態でクラス最小のCD値を実現するよう空力テストを重ね、フロントカウルには高速域でRC213Vなみの強力なダウンフォースを生み出すダクトウイングを配置。テールカウルも空気の抜けを最優先に考えた形状としている。目的はたったひとつ、サーキットでライバルに勝つことだけだ。
ヤマハ「YZF-R1M」/税込価格:319万円
8月には国内仕様が発売された新型R1もパフォーマンスを高める熟成を受けている。ボディカウルは走行時の空気の流れを考え、ライダーが伏せたときに走行風が包み込むよう考えられたデザインとなっているし、エンジンはヘッドを作り直した力作。ヤマハの並々ならぬ闘志を感じる。
カワサキ「Ninja ZX-10R SE」/税込価格:270万6000円
ワールドスーパーバイクのチャンピオンマシンであるニンジャZX-10Rは2年前にモデルチェンジ。スタイリングに大きな変更を加えない代わりに、エンジンを徹底改良してレースでの戦闘力をアップさせるという大胆な戦略にうって出た。この「SE」は電子制御サスペンションを持つ上級グレードで、キズ防止ペイントも採用している。
ドゥカティ「PANIGALE V4S」/税込価格:344万2000円
MotoGPマシンのDNAを受け継ぐV4エンジンを引っ提げて鮮烈デビューを果たしたパニガーレV4だが、わずか2年でアップデートを敢行。素材こそ異なるが、レース対応グレードの「R」に装備されていたものと同様のウイングレットを採用し、フレームも剛性バランスを見直した新タイプを採用。CBR同様、目指すは勝利のみなのだ。
BMW「S 1000 RR」/税込価格:231万3000円~283万4000円
BMWが誇る最強のスポーツバイクは、登場からずっとウェッジシェイプの効いた戦闘的なイメージのフォルムだったが、昨年デビューの新型から大きくイメージチェンジ、モダンですっきりしたスタイリングに進化した。フレームやエンジンのメカニズムも一新され新機構を惜しみなく投入。1年経っても新鮮さはそのままだ。
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ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE SP
ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE SP
まとめ:オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸、鶴身 健