ホンダ「CBR250RR」スタイリング解説

Honda CBR250RR
総排気量:249cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
最高出力:30kW(41PS)/13000rpm
最大トルク:25N・m(2.5kgf・m)/11000rpm
シート高:790mm
車両重量:168kg
発売日:2020年9月18日
メーカー希望小売価格(税込):82万1700円/グランプリレッド(ストライプ)は85万4700円
ボディ全体

独創的なデザインのスタイリングは継続するが、デビュー以来斬新さに変わりはない。ボディカラーは全4色をラインアップ。
撮影車のマットブラックは新デザインのグラフィックを採用。車体色がホワイトの場合はフレームがレッド仕上げとなる。

シャープな形状のリア周りも継続。ホイールをつや消しブラックからゴールドとすることで、印象も華やかで上質なものになった。
フェイスデザイン

デビューから4年を迎えるが、いまだに強烈な印象のマスクは健在。ヘッドライト、ポジションランプ、ウインカーはすべてLEDだ。
メーター

メーター形状はユニーク。外側にバーグラフ式のタコメーターをレイアウト、中央には速度計、右にはシフトインジケーターを備える。
テール周り

尖ったテールカウルデザイン。ウインカー、テールランプはLED、左に見えるのはタンデムグリップ代わりに使えるダミーダクト。
ハンドル

【実測】幅45.5cm
【実測】高さ83cm
※ハンドル幅はグリップの内側左右の長さ、ハンドル高はバーエンドから地上までの距離を示しています。
ハンドルは低くセットされ、幅はクラスでも狭め。垂れ角もきつめの設定だ。ハンドルの切れ角自体は想像する以上に大きめ。
カワサキ「Ninja ZX-25R」スタイリング解説

Kawasaki Ninja ZX-25R SE KRT EDITION
総排気量:249cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
最高出力:33kW(45PS)/15500rpm ラムエア加圧時:34kW(46PS)/15500rpm
最大トルク:21N・m(2.1kgf・m)/13000rpm
シート高:785mm
車両重量:184kg
発売日:2020年9月10日
メーカー希望小売価格(税込):91万3000円
ボディ全体

カワサキ自慢のスーパースポーツらしい、アグレッシブな「Ninjaスタイリング」。撮影車はスーパーバイク世界選手権を戦うワークスマシンのカラーを模したKRTカラーだ。
張り出したサイドカウルの下部に設けられた左右のエアダクトは、エンジンの冷却性能を高めるために設けられたもの。

カワサキのスーパースポーツのデザイントレンドをしっかり踏襲。大きなサイレンサーのサブチャンバーが見て取れる。
フェイスデザイン

センターラムエアダクトを備えたマスクは、スーパースポーツ・ZXシリーズ共通のデザイン。SEのスクリーンはスモークタイプ。
メーター

ZX-25Rは液晶モニター下部にパワーモードとKTRCのモードを表示するが、それ以外の基本デザインはニンジャ250などと同系統。
テール周り

独特な形状のテールランプは兄貴分のZX-6RやZX-10Rと同タイプ。ウインカーはオーソドックスな電球タイプとなっている。
ハンドル

【実測】幅46.8mm
【実測】高さ85cm
※ハンドル幅はグリップの内側左右の長さ、ハンドル高はバーエンドから地上までの距離を示しています。
ハンドル幅はやや広めで、少し開いたレイアウト。垂れ角は少なく、高さもそれなりにあるので、ツーリングでも苦にならなそうだ。切れ角は左右35度。
文:オートバイ編集部、太田安治/写真:南 孝幸、森 浩輔