新型「CRF250L」「CRF250ラリー」はスタンダートとハイシート仕様の<s>で展開
ホンダは2020年11月13日、「CRF250L」と「CRF250ラリー」の国内市販モデルの詳細を発表しました。
新型CRF250L・CRF250RALLYシリーズの発売日
2020年12月17日(木)
CRF250Lは、2012年5月に初代モデルが発売。CRF250ラリーは、2017年2月に初登場。同時にこのときCRF250Lは各部を熟成を図るマイナーチェンジを受けています。
ただ、大きなモデルチェンジは、今回が初。オフロードファンにとっての希少な2台は大幅な進化を遂げました。
新設計のフレームにより軽量化を果たし、サスペンションのストローク量も伸長。エンジンはエアークリーナーからエキゾースト、マフラーに至る吸排気系の最適化により、低中回転域で力強く粘りある出力特性にリファイン。
CRF250ラリーは、待望のビッグタンクを装着し、これまで以上にアドベンチャーモデルとしてのツーリング性能を高めました。
また、これまでそれぞれローダウン仕様を展開していましたが、今回からはスタンダードと<s>という設定に。<s>が以前のスタンダードに相当するもの。
つまり新型はスタンダードとハイシート仕様というバリエーション設定になったわけです。
そして、見た目が変わったのもポイント。
CRF250Lの開発コンセプトは、「On(日常の便利さ)とOff(休日の楽しさ)に磨きをかけた『Evolved※ ON-OFF GEAR』」。
デザインは、モトクロッサーのCRFシリーズを思わせるシャープなスタイリングに生まれ変わりました。新たに採用された薄型のLEDヘッドライトも大きな要因でしょう。
CRF250ラリーの開発コンセプトは、「The Dakar Replica週末の冒険者」。
もともとダカールラリー参戦マシン「CRF450 RALLY」のイメージを盛り込んだモデルとして登場しましたが、新型はいっそう磨きがかかっています。
カラーはそれぞれご覧の一色ずつの設定です。
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まとめ:西野鉄兵/写真:柴田直行
ホンダ新型「CRF250L」の主なスペックと価格
※ 《 》内は<s>タイプ
全長×全幅×全高 | 2210×820×1160《2230×820×1200》mm |
ホイールベース | 1440《1455》mm |
最低地上高 | 245《285》mm |
シート高 | 830《880》mm |
車両重量 | 140kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 76.0×55.0mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 18kW(24PS)/9000rpm |
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 7.8L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27゜30' |
トレール量 | 109mm |
タイヤサイズ(前・後) | 80/100-21M/C 51P・120/80-18M/C 62P |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 59万9500円(消費税10%込) |
ホンダ新型「CRF250ラリー」の主なスペックと価格
※ 《 》内は<s>タイプ
全長×全幅×全高 | 2200×920×1355《2230×920×1415》mm |
ホイールベース | 1435《1455》mm |
最低地上高 | 220《275》mm |
シート高 | 830《885》mm |
車両重量 | 152kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 76.0×55.0mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 18kW(24PS)/9000rpm |
最大トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 27゜30' |
トレール量 | 109mm |
タイヤサイズ(前・後) | 80/100-21M/C 51P・120/80-18M/C 62P |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 74万1400円(消費税10%込) |