ホンダが新型「CB1300SF」「CB1300SB」シリーズの詳細を発表！発売は2021年3月、価格・スペックも判明【2021速報】

2020-12-21

西野鉄兵 @ webオートバイ

2020年12月21日、ホンダがCB1300シリーズの新型モデルの詳細を発表しました。

電子制御システムを採用した新型CB1300シリーズ

12月3日に公式サイトで先行公開されていたホンダ「CB1300」シリーズ。予告通り、21日に詳細が発表されました。

CB1300シリーズは、水冷4ストDOHC並列4気筒を搭載した「CB」のフラッグシップとして、ロングセラーモデルとなっています。今回発表された新型は、待望の電子制御装備を搭載。「大排気量モデルを操る楽しみの最大化」を開発キーワードとしたモデルチェンジを遂げました。

CB1300SF、CB1300SBのスタンダードモデルとともに、これまでもラインナップされていた上級機種の「SP」仕様車の新型も同時に発売予定。

SP仕様車は、オーリンズ社と共同開発した専用フロントフォークとリアサスペンション、ブレンボ社製のラジアルマウント式モノブロック対向4ポットキャリパーをフロントブレーキに採用しています。

新たに「スロットルバイワイヤシステム」（電子制御スロットル）を採用。これにより、近年の大型バイクの多くが採用している「ライディングモード」の設定が行なえるようになっています。

モードの種類は「SPORT」「STANDARD」「RAIN」の3種と、任意の設定が行なえる「USER」の計4種。合わせて、「Honda セレクタブルトルクコントロール」（トラクションコントロール）も採用されました。

【それぞれのモードの特徴】
STANDARD：運動性能と快適性を両立した標準的な走行モード
SPORT：レスポンス重視の力強い加速感を強調した走行モード
RAIN：トルクを制御、穏やかな加減速特性とした走行モード

さらに、高速道路での巡航で役立つ「クルーズコントロール」を新たに標準装備。スロットルバイワイヤシステムとの連動により、スロットル操作を行なうことなく、定速での走行が可能になります。

また、スポーツバイクの近年のトレンドともいえる、「クイックシフター」を純正アクセサリーとして用意。アップ・ダウンに対応するもので、装着すればクラッチレバーの操作を行なわずにシフトチェンジが可能に。

灯火類がすでに従来モデルからLEDになっていましたが、新たに「エマージェンシーストップシグナル」を搭載。急制動時にハザードランプが高速点滅する機構です。

グリップヒーターはシリーズすべて標準装備、5段階での温度調整が可能です。また、シート下にはUSB Type-Cの充電ソケットを搭載。ETC2.0車載器も標準装備となっています。

シート下は従来モデル同様に容量約11Lの収納スペースを確保。CB1300SBシリーズは、カウルの左右に容量約1Lの収納スペースが設けられています。

スタイリング面は、ほとんど変更されていません。伝統ともいえるCB1300らしさをSF/SBともに継承。カラー＆グラフィックは新しくなりました。カラーバリエーションは、4機種それぞれ2色ずつの設定に決定しています。

新型 CB1300 SUPER FOUR
メーカー希望小売価格：156万2000円（消費税10％込）

新型 CB1300 SUPER BOL D’OR
メーカー希望小売価格：167万2000円（消費税10％込）

新型 CB1300 SUPER FOUR SP
メーカー希望小売価格：193万6000円（消費税10％込）

新型 CB1300 SUPER BOL D’OR SP
メーカー希望小売価格：204万6000円（消費税10％込）

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