先代からフルモデルチェンジを遂げた「スピードトリプル1200RS」
トライアンフのスピードトリプル・シリーズは、1994年に誕生した3気筒スポーツネイキッド。スピードトリプルRSは、同シリーズの上級機種となります。
今回発表された「スピードトリプル1200RS」は、総排気量を先代の1050ccから1160ccまでアップ。車名も変更されています。
エンジンの最高出力は180PS(先代モデルから30PS向上)、最大トルクは125Nm(先代モデルから8Nm向上)。大幅なパフォーマンス向上を遂げながら、装備重量は10kgの軽量化を実現し、198kgに。
最新モデルとして、電子制御装備も充実。ライディングモードは、レイン、ロード、スポーツ、トラックと自在なセッティングが行なえるライダーの5種。
コーナリングABSとともに、切り替え式のコーナリングトラクションコントロールやウィリーコントロールも採用されています。
サスペンションは、オーリンズ製のフルアジャスタブルサスペンション。ブレーキはブレンボ製のStylemaブレーキ。標準装備されるタイヤはメッツラー製のRACETEC RR。シリーズの最新・最上位機種として、各部に最高峰の装備がおごられています。
また、シフトアップ&ダウンに対応するクイックシフター、高速巡航を快適にするクルーズコントロールも標準装備。バッテリーは軽量なリチウムイオンバッテリーが採用されました。
最新のスーパースポーツマシンと同等クラスの装備の数々で、サーキット走行性能を向上させながら、ツーリングでの快適性や便利さも追求。まさに新型スポーツネイキッドと呼べる充実の進化を遂げています。
トライアンフ「スピードトリプル1200RS」カラーバリエーション
マットシルバーアイス
サファイアブラック
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トライアンフ「スピードトリプル1200RS」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2090×792×1089mm |
ホイールベース | 1445mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 198kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 1160cc |
ボア×ストローク | 90.0×60.8mm |
圧縮比 | 13.2 |
最高出力 | 132.4kW(180PS)/10750rpm |
最大トルク | 125N・m(12.7kgf・m)/9000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23.9゜ |
トレール量 | 104.7mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70 ZR17・190/55 ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 199万9000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵