ホンダ新型「ゴールドウイング」シリーズの概要
量産二輪車で唯一となる水平対向6気筒1833ccエンジンを搭載した大型プレミアムツアラーのホンダ「ゴールドウイング」シリーズ。
2021年モデルとなる新型では、装備が一部変更され、カラーバリエーションも変更。国内仕様のラインナップは、クラッチ操作不要でシフトチェンジが行なえるDCT仕様車のみの設定となりました。
「Gold Wing Tour」の変更点
リアトランクの容量が従来の50Lから61Lにアップ。フルフェイスタイプのヘルメットがものにより2個収納できるサイズに拡大されています。
このリアトランクの形状変更により、パッセンジャーシートの背もたれ部分の角度が17度から24.5度に。同時に30mm高さがアップし、パッセンジャーの乗り心地はより快適になっています。
また、これまで純正オプションだった「LEDフォグライト」が標準装備されました。
「Gold Wing Tour」「Gold Wing」共通の変更点
標準装備されているオーディオに、新たな55Wスピーカーを採用。イコライザーの設定変更により音質を追求。あわせて、音量の車速感応式自動調整レベルが最適化され、走行中のサウンドにいっそうの臨場感を持たせたとのことです。
なお、従来モデルではソフトウェアのアップデートにより使用可能だった「Android Auto」がこの新型でははじめから備わっています。
ホンダ新型「ゴールドウイング」「ゴールドウイング ツアー」のカラー・価格
ゴールドウイングは1色。ゴールドウイングツアーは、全3色の設定。先行して発表されていた欧州仕様車・北米仕様車にはなかったホワイトが日本仕様車にはラインナップしています。
Gold Wing
税込価格:294万8000円
マットバリスティックブラックメタリック
Gold Wing Tour
税込価格:346万5000円
キャンディーアーダントレッド
ガンメタルブラックメタリック
パールグレアホワイト
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ホンダ新型「ゴールドウイング」「ゴールドウイング ツアー」のスペック
※《 》内は「ゴールドウイング ツアー」
全長×全幅×全高 | 2475《2615》×905×1340《1430》(スクリーン最上位置 1445《1555》)mm |
ホイールベース | 1695mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 745mm |
車両重量 | 366《389》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC(ユニカム)水平対向6気筒 |
総排気量 | 1833cc |
ボア×ストローク | 73.0×73.0mm |
圧縮比 | 10.5 |
最高出力 | 93kW(126PS)/5500rpm |
最大トルク | 170N・m(17.3kgf・m)/4500rpm |
燃料タンク容量 | 21L |
変速機形式 | 7速 DCT |
キャスター角 | 30゜30' |
トレール量 | 109mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/70R18M/C (63H)・200/55R16M/C (77H) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 294万8000円《346万5000円》(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵