スズキ「Vストローム1050XT」「Vストローム1050」2021年モデルの概要
弟分の「Vストローム650XT」と共通したイメージの、往年のパリダカマシン・DR-BIGをモチーフにした個性的なスタイリング。余裕のあるポジションをはじめ、高さを調整できる大きなウインドスクリーン、20Lという大容量燃料タンクなど、ツーリングでの使い勝手の良さも追求したもの。
熟成を重ねてきた1036cc水冷Vツインは、Vツインらしい乗り味と低中速域での力強さを備え、優れた燃費性能を実現した。3段階の出力特性を選択できるSDMSやトラクションコントロールなどのデバイスも搭載。このエンジンを積むアルミフレームに、KYB製の前後サスを装着して快適かつ爽快な乗り心地とするとともに、タンデムや荷物の量、路面状況に合わせた細かなセッティングを行うことも可能だ。
スタンダードな「Vストローム1050」がキャストホイール、上級モデルの「Vストローム1050XT」がスポークホイールという点は650と同様。さらに「Vストローム1050XT」には、長時間の高速走行には必須のクルーズコントロールをはじめ、安定性や安全性を高めるモーショントラックブレーキ、コンビネーションブレーキも採用。12V電源ソケット、シート高調整機能、センタースタンド、ナックルカバーなど、装備の充実が図られている。
スズキ「Vストローム1050XT」2021年モデル カラーバリエーション・価格
「Vストローム1050/XT」の2021年モデルは、諸元や価格などは従来通りで、カラーリングのみが新しくなった。「Vストローム1050XT」は「チャンピオンイエローNo.2/グラススパークルブラック」、「ブリリアントホワイト/グラスブレイズオレンジ」、「オールトグレーメタリック No.3/グラススパークルブラック」、「グラススパークルブラック」の4色が用意され、税込価格は151万8000円。
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スズキ「Vストローム1050」2021年モデル カラーバリエーション・価格
「Vストローム1050」には、「グラススパークルブラック/キャンディダーリングレッド」と「グラススパークルブラック」の2色が用意され、税込価格は143万円。
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スズキ「Vストローム1050XT」「Vストローム1050」主なスペック
※( )内はVストローム1050
全長×全幅×全高 | 2265×940×1465mm(2265×870×1515mm) |
ホイールベース | 1555mm |
シート高 | 850mm (855mm) |
車両重量 | 247kg (236kg) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 |
総排気量 | 1036cc |
ボア×ストローク | 100×66mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 106PS/8500rpm |
最大トルク | 10.1kgf・m/6000rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19・150/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・ディスク |
まとめ:小松信夫