スズキ「ハヤブサ」各部装備・ディテール解説
各部パーツの高い質感が物語る「特別な存在感」
揺るがないモデルコンセプトと強烈な個性を継承しながら、新型ハヤブサはそのイメージを見事に一新。各部に目を転じると、ボディサイズはほぼ同じながら、従来型と同じパーツがひとつもないことに気づかされる。
特徴的なフロントマスクは、これまでの面影こそ残しているが、大きく開いた左右のラムエアダクトの端にLEDポジションランプ兼ウインカーを配置。ミラーもウイング形状のコンパクトなものとしている。
サイドに目をやれば、大きく描かれている「隼」のロゴは力強い書体に一新。大胆に開いたエアアウトレットのスリットは、まるでMotoGPマシンのダクトウイングのような形状をしているし、テールランプの下にもウイングプレートを設け、開発陣が空気の整流にとことんこだわっていることを伺わせるボディワークとなっている。
スズキ「ハヤブサ」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2180×735×1165mm |
ホイールベース | 1480mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 264kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 1343cc |
ボア×ストローク | 81×65mm |
圧縮比 | 12.5 |
最高出力 | 188PS/9700rpm |
最大トルク | 15.2kgf-m/7000rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・190/50ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・ディスク |
まとめ:オートバイ編集部