2020年にファイナルエディションが発表され、惜しまれつつ生産を終了したヤマハの傑作トレール・セロー。そのセローをベースとしたパッケージ車・ツーリングセローも、残念ながらこれで終了。最後にもう一度、その走りの魅力を振り返ってみよう。
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、赤松 孝
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、赤松 孝
ヤマハ「ツーリングセロー」カラーバリエーション
ツーリングセローのカラーは「 パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)」と「パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/レッド)」の2タイプ。
パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)
パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/レッド)
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ヤマハ「ツーリングセロー」ライディングポジション・足つき性
シート高:830mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg
やや手前に位置するハンドルは悪路でのコントロール性を高めてくれる。シート着座位置とステップ位置が近いので膝の曲がりがきつく、長時間ライディングではやや窮屈さを感じた。足着き性の良さはセローの伝統だ。
ヤマハ「ツーリングセロー」タンデム(2人乗り)チェック
パッセンジャー 木川田ステラの感想
しなやかなサスのおかげで楽しくタンデムできます。リアキャリアをグラブバー代わりにできて、握り具合も良好です。
ヤマハ「ツーリングセロー」各部装備・ディテール解説
ヤマハ「ツーリングセロー」主なスペック・価格
※スペックは「セローファイナルエディション」のものとなります。
全長×全幅×全高 | 2100×805×1160mm |
ホイールベース | 1360mm |
最低地上高 | 285mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 133kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 74.0×58.0mm |
圧縮比 | 9.7 |
最高出力 | 14kW(20PS)/7500rpm |
最大トルク | 20N・m(2.1kgf・m)/6000rpm |
燃料タンク容量 | 9.3L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 26゜40' |
トレール量 | 105mm |
タイヤサイズ(前・後) | 2.75-21 45P(チューブタイプ)・120/80-18M/C(62P・チューブレス) |
ブレーキ形式(前・後) | Φ245mmディスク・Φ203mmディスク |
メーカー希望小売価格 | 64万4600円(消費税10%込)※生産終了モデル |
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸、赤松 孝