まとめ:オートバイ編集部

SUZUKI GSX-S1000
総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC並列4気筒
シート高:810mm
車両重量:214kg
国内発売日:未定
税込価格:未定
スズキ「GSX-S1000」メカニズム解説

エンジンは従来型のものを熟成させたもの。もともとのルーツはGSX-R1000のK5モデルで、最高出力は152PSに引き上げられた。

黄色い部分が前モデルから変更された箇所。カムシャフト、カムチェーンテンショナーなどが改められた。

エアクリーナーの形状を変更して吸気抵抗を低減。0-200m加速タイムは0.06秒、0-400m加速タイムは0.1秒従来型から向上した。

トラクションコントロールのSTCSは3段階から5段階に変更。1が最も介入度が少ない設定で、OFFにすることも可能。

電子制御スロットルの採用に合わせてスロットルボディーも新作。スムーズなレスポンスの実現に寄与している。

スロットルバイワイヤの採用で制御がきめ細かくなったことに関連し、スロットルバタフライはシングルとしている。

赤いグラフが新型。従来型にあったトルクの谷をなくしながら、高回転域まで爽快に伸びるパワー特性としている。

基本的に車体関係は従来型のものを踏襲。主要な車体ディメンションも従来型のものを引き継いでいる。新型はシートレールがシルバーに変更されている。

メインビームはステアリングヘッドからピボット軸までまっすぐ伸びる形状で、高剛性と軽量化を両立し、軽快なハンドリングにも貢献している。

CAE解析を用いて開発されたアルミツインスパーフレームは従来型のものを引き継ぐ。スイングアームは前モデルと同様、GSX-R1000用のものと共通となっている。

基本的に車体関係は従来型のものを踏襲。主要な車体ディメンションも従来型のものを引き継いでいる。新型はシートレールがシルバーに変更されている。

SCAS(スズキクラッチアシストシステム)を新採用。スリッパー機能のみだった前モデルにアシスト機能も加えた。

クイックシフターはアップ/ダウン対応。センサーをシフトロッドとは別体としてキレのいいシフトフィールを実現。

フォークの調整機構も備わるトップキャップはゴールドのアルマイト仕上げとして高級感を演出。

インナーチューブ径43mmのKYB製倒立フォークは継承。伸側/圧側減衰、プリロードの調整が可能だ。

ホイールは従来型から引き継いだ6本スポークデザインのもの。リアショックは伸側減衰とプリロードの調整が可能。
【動画】GSX-S1000 | official promotional video - ver. 2 | Clip 2 of 5 | Suzuki
www.youtube.comスズキ「GSX-S1000」主なスペック
※欧州仕様車
全長×全幅×全高 | 2115×810×1080mm |
ホイールベース | 1460mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 214kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC並列4気筒 |
総排気量 | 999cc |
ボア×ストローク | 73.4×59.0mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 112kW/11000rpm |
最大トルク | 106N・m/9250rpm |
燃料タンク容量 | 19.0L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25゜ |
トレール量 | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70 ZR17M/C・190/50 ZR17M/C |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
まとめ:オートバイ編集部