文:宮崎敬一郎、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
スズキ「ハヤブサ」カラーバリエーション
グラススパークルブラック/キャンディバーントゴールド
ブリリアントホワイト/マットステラブルーメタリック
マットソードシルバーメタリック/キャンディダーリングレッド
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スズキ「ハヤブサ」ライディングポジション・足つき性
シート高:800mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

ハンドルは12mm近くなったが、それでも少し遠い気がする。グリップに上から手首を添えるのが楽か、角度を付けて手前から添えるか迷うところ。タンクとタンク下の形状処理は素晴らしく、下半身のホールド性は抜群にいい。

スズキ「ハヤブサ」タンデム(2人乗り)チェック

パッセンジャー木川田ステラの感想
まるでクルーザーの様な安定した乗り心地と肉厚でクッション性の高いシートのおかげで、長距離ツーリングも快適にこなせそうです。ライダーとの距離がちょっと開いているので、前のライダーにニーグリップするよりは、握りやすいグラブバーを活かして体をホールドさせる方が加速時や減速時でも安心できてよかったです。
スズキ「ハヤブサ」各部装備・ディテール解説

アイコニックなヘッドライトで、ひと目でハヤブサとわかるデザインだが、大きく開口したエアアウトレットや、斬新な各部の面処理が新しさを感じさせる。

シングルシートカウルはオプション。ボディカラーはブラック、ホワイト、シルバーのほか、全15色のカラーオーダープランも用意。

ムービングパーツの大半を新作したエンジン。国内仕様のパワーは188PSだが、測定基準が異なるだけで、出力自体は190PSの輸出仕様と同一だ。

鋳造材と押し出し材を組み合わせたアルミツインスパーフレームは、優れた剛性としなやかさを兼ね備えた高い完成度を誇る。

ユニークなデザインのサイレンサーはスラッシュ形状。消音効果は高く、想像以上にサウンドはジェントルだ。

クイックシフターはアップ、ダウン両方に対応。ステップペグのラバーも今回から新パターンのものが採用されている。

制動力を高めるため、フロントのディスクローター径は従来型のΦ310mmからΦ320mmへアップされた。

ブレーキは前後連動のコンビネーション式。標準装着タイヤはブリヂストンのバトラックス・ハイパースポーツS22。

上側のロービームは通常のLED、下側のハイビームはプロジェクターLED。ポジションランプはウインカーも兼ねる。

各種設定、切り替え、選択はハンドル左にある大型のスイッチで行う。スイッチ自体は操作しやすい形状だ。

スロットルバイワイヤを採用しスイッチボックスは新作。ハザードスイッチ形状も新しいものになった。

タンデムシート裏にはフックが2カ所設けられていて、荷掛けフックとしてもヘルメットホルダーとしても使える。

国内仕様はETC2.0車載器を標準装備。ハヤブサのキャラクターを考えれば必需品と言うべきアイテムだ。
モードは全部で6種類を用意!

最もスポーティなAモードはパワー、トラコン、アンチリフトコントロールの設定が全て最弱の「1」となる。

Bモードはパワー特性がやや緩やかな「2」、トラコンの介入とアンチリフトが中間の「5」となる。

雨天や慣らしに有効なCモードはパワーがもっと穏やかな「3」、トラコンとアンチリフトは介入の多い「10」。

ユーザーモードは3種類が用意され、好みで決めた設定を保存可能。左右のバーグラフはバンク角表示。

ユーザーモードの2つめがU2。走行シチュエーションに応じてすぐ設定を変えるためのモードだ。

3つめのユーザーモードがU3。ETC表示は液晶右上に、下段には各種パラメーターやトリップ計などを表示。