BMW「F750GS 40Years GS Edition」と「F850GS 40Years GS Edition」の特徴
2021年6月25日から日本でも発売をスタート
1980年に登場したR80 G/Sから40年間、パリ-ダカール・ラリーで活躍したマシンをルーツとするGSシリーズは、世界中のライダーから信頼を寄せられ、オンロードから過酷なオフロードまで道を選ばず世界中を走破してきた。今回のF750GSとF850GSをベースにした限定車は、1987年に発売されたR100GSをイメージしたブラックとイエローを基調としたデザインを採用。最新モデルながら、GSシリーズが歩んできた40年という歴史を思い起こさせてくれる。
ボディのサイドやシート表皮に40周年記念ロゴがあしらわれているのをはじめ、ハンドガードやシートもブラックとイエローを組み合わせたデザイン。シルバーのハンドルバー、亜鉛メッキ仕上げのラジエター・カウルなどは、往年のR100GSを彷彿とさせる造りだ。
両車の走りについては高い完成度で定評のあるベースとなったスタンダードモデル同様。キャストホイールを装着しオールラウンドな「750」、倒立フォークとスポークホイールによってオフロード寄りとされた「850」と、兄弟モデルだが異なる性格付が与えられている。
853cc水冷並列2気筒エンジンは、「850」では最高出力95PS、「750」でも最高出力77PSを発揮し、豊かなトルクも備えて力強い走りが可能。ライディングモードやABS Pro、ダイナミック・トラクション・コントロールといった電子制御デバイスも装備。USB充電ソケットやETC2.0車載器など装備も充実している。
価格は「F750GS 40Years GS Edition」が税込147万6000円。「F850GS 40Years GS Edition」が税込177万6000円。
【アンケート】 あなたはどちらのモデルが気になりますか?
お好きな方をポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました!
BMW「F750GS 40Years GS Edition」と「F850GS 40Years GS Edition」の主なスペック
◆F750GS 40Years GS Edition
全長×全幅×全高 | 2270×850×1225mm |
ホイールベース | 1559mm |
シート高 | ベース815mm/スタンダード770mm/プレミアムライン815mm |
車両重量 | 230kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 853cc |
ボア×ストローク | 84×77mm |
圧縮比 | 12.7 |
最高出力 | 77PS/7500rpm |
最大トルク | 83Nm/6000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19・150/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ305mmダブルディスク・Φ265mmディスク |
◆F850GS 40Years GS Edition
全長×全幅×全高 | 2310×880×1350mm |
ホイールベース | 1595mm |
シート高 | ベース860mm/スタンダード815mm/プレミアムライン860mm |
車両重量 | 236kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 853cc |
ボア×ストローク | 84×77mm |
圧縮比 | 12.7 |
最高出力 | 95PS/8250rpm |
最大トルク | 92Nm/6250rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・150/70R17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ305mmダブルディスク・Φ265mmディスク |