撮影協力：MOTOR GARAGE GOODS／まとめ：RIDE編集部
新車がないなら、中古で自分好みにカスタムするのもあり！
▲「モーターガレージグッズ」チーフメカニック 松岡さん 特技：鹿退治
中古車の価格が上がってパーツの流通が増えています
シングルバイクといえばカスタムの分野でも人気が高いゾーン。90年代半ばからのトラッカーブームでは、SR400、TW200の人気が爆発！ 特にTW200は新車の需要に対しての供給が合わず、中古車が新車の価格を上回ったというのは有名な話。とはいえ、TW200の本体価格が29万9千円の時代。当時のバイク乗りにとって、数万円の違いくらいではすぐに乗れるほうが大事だったのだ。
SR400はトラッカーブームの前から、クラシックスタイルや、ヨーロピアン、カフェスカスタムなどのカスタムベースとして人気が高まり、カスタムと言えばSR、という認識できた後でのトラッカーブームなので、カスタムパーツが広がる土壌は出来ていたのだ。
▲YAMAHA SR400 カスタム一例
ティアドロップビンテージタンクでSRをシャープな印象に変更し、ストロボカラーでビンテージトラッカーに仕上げたSR。タイヤはファイヤーストーンをチョイスし、オールドレーサー感を出している。
▲SUZUKI GRASSTRACKER カスタム一例
ベースでトラッカースタイルのグラストラッカーをカフェレーサー風にアレンジ。フロントフェンダーをなくすことで、タイヤの存在感をアピール。カスタム済み車としてこのまま購入も可だ。
ここで紹介するモーターガレージグッズは、そんなトラッカーブームの最中にオープンし、20周年を迎えた。節目の年に新店舗となったMGグッズのチーフメカニックの松岡さんに今のカスタムの傾向について話を聞いた。
「最近は以前と違ってフルカスタムをがっつりという人はあまり見なくなって、パーツをちょっと換えるという人の方が多いですね。シングルのカスタムバイクというと、SR、エストレヤ、250TR、グラストラッカー辺りがベースになると思いますが、最近は中古車が軒並み高騰していますし、SRもファイナルが出たことで引き合いも多くなっているような気がします。
ただ、買い換えるタマがないのであれば、むしろ、カスタムで今の愛車をイメージチェンジを楽しんでみても良いと思いますよ。ひとつパーツを換えてみる、少しペイントしてみるだけでも、バイクの印象は変わりますから。もちろん、カスタムは得意にしていますが、バイク屋なんで、車種選びから修理、メンテナンス、車検、セッティング、なんでもご相談ください。店舗にあるカスタム済みの車両も販売できますので、気になることがあったら気軽に遊びに来て下さい！」
MOTOR GARAGE GOODS
モーターガレージグッズ
大阪府豊中市名神口3-2-5
TEL：06-4867-3226
新店舗の中はオシャレなカフェかと思わせる落ち着けるスペースがあるので、カップルで行っても家族で行っても大丈夫。
国産だけでなくハーレーも取り扱っており、ハーレーカスタムパーツブランドもあるので、ハーレーに乗りたい、イジりたい人にもオススメだ。
