まとめ:オートバイ編集部
ヤマハ「XJR1200」ビッグNKブームの波に乗って大人気!
スタイル、性能に優れ瞬く間に人気モデルに
90年に日本国内向けのオーバー750ccモデルの販売がスタートすると、ライダーたちは待望のビッグバイクに飛びついた。ほぼ同時期にゼファーが火をつけたネイキッドブームの影響もあって、92年にはホンダCB1000SF、カワサキ・ゼファー1100が登場し、ビッグネイキッドブームが巻き起こる。
ヤマハはこのブームに乗り遅れたが、93年にまずXJR400を発売して話題を呼んだのに続き、94年には同コンセプトの大排気量バージョン・XJR1200を投入してライバルに対抗した。
FJ1200用ベースの空冷直4による余裕のパワーとヤマハならではの洗練されたハンドリングに加えて、流麗なスタイリングを持つXJR1200は、短期間でCBやゼファーと並ぶ人気モデルになっていった。
月間オートバイによる人気機種投票企画「JAPAN BIKE OF THE YEAR」でもデビュー年の1994年から2連覇を達成している。
ヤマハ「XJR1200」各部装備・ディテール解説
ヤマハ「XJR1200」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2170×765×1120mm |
ホイールベース | 1500mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 255kg |
エンジン形式 | 空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 1188cc |
ボア×ストローク | 77×63.8mm |
圧縮比 | 9.7 |
最高出力 | 97PS/8000rpm |
最大トルク | 9.3kgf・m/6000rpm |
燃料タンク容量 | 21L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 25°30′ |
トレール量 | 103mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/70ZR17・170/60ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
当時価格 | 89万9000円 |