まとめ:オートバイ編集部

ヤマハ「VMAX」電子制御で実現したVMAXらしい“怒涛の加速”

画像: YAMAHA VMAX 2008 総排気量:1679cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒 車両重量:311kg 当時価格:231万円

YAMAHA VMAX 2008

総排気量:1679cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒
車両重量:311kg

当時価格:231万円

磨き抜かれた技術で造り上げられる工芸品

マッシブなスタイルと豪快な走りで人気だった初代のV-MAX1200は07年に生産を終了、翌08年にフルモデルチェンジを受け、2代目VMAXがデビューした。

初代のコンセプトはそのまま継承、新設計の1679cc水冷V4エンジンやアルミダイキャストフレームなど、最新技術を駆使してメカニズムを一新し、怒涛の加速を実現。

画像: ヤマハ「VMAX」電子制御で実現したVMAXらしい“怒涛の加速”

モダナイズされたスタイリングの工芸品のような上質な仕上げと合わせて、プレミアム感抜群な特別な存在としても注目された。

2008、2009年の月間オートバイ企画「JAPAN BIKE OF THE YEAR」で逆輸入車クラス1位を獲得している。

ヤマハ「VMAX」各部装備・ディテール解説

ハイパワーに耐える軽量で高剛性なフレームはオールアルミ製。フレーム本体は重力鋳造による中空構造となっている。

画像: 専用設計されたバンク角65度の1679cc水冷V4。フルパワー仕様の最高出力は200PSで、300kgを超える巨体を軽々と走らせる。

専用設計されたバンク角65度の1679cc水冷V4。フルパワー仕様の最高出力は200PSで、300kgを超える巨体を軽々と走らせる。

画像: 力強いトルク特性を実現するために、エアファンネルの長さを回転数やスロットル開度に応じて可変させるY㏄-I を採用。

力強いトルク特性を実現するために、エアファンネルの長さを回転数やスロットル開度に応じて可変させるY㏄-I を採用。

フロントフォークはΦ52mmと極太の正立構造。ブレーキキャリパーはYZF-R1と共通で、ローターはΦ320mmのペータルタイプ。

画像: リアサスはリンク式モノクロスサスペンション。リアブレーキはΦ298mmのペータルローターとシングルピストンキャリパー。

リアサスはリンク式モノクロスサスペンション。リアブレーキはΦ298mmのペータルローターとシングルピストンキャリパー。

画像: アナログ回転計内にデジタル表示の速度計を配置。その右上はシフトインジケーター。タンク上にも多機能液晶を装備。

アナログ回転計内にデジタル表示の速度計を配置。その右上はシフトインジケーター。タンク上にも多機能液晶を装備。

ヤマハ「VMAX」主なスペック

全長×全幅×全高2395×820×1190mm
ホイールベース1700mm
最低地上高140mm
シート高775mm
車両重量311kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒
総排気量1679cc
ボア×ストローク90×66mm
圧縮比11.3
最高出力151PS/7500rpm
最大トルク15.1kgf・m/6000rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角31°
トレール量148mm
タイヤサイズ(前・後)120/70R18・200/50R18
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
当時価格231万円

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