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キタガワモーターサイクルズ VMAX(YAMAHA VMAX)カスタムと整備に独自パーツの具体化をプラスする【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ公式サイト
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ロングツーリングに向けた理想を細部からもまとめ込む
メタルシルバーの外装やまたがりやすそうなシートから、乗ってみたくなるVMAX(1200)。車体下を這うようにブルーの焼き色を見せるケイファクトリー・チタンエキゾーストシステムや、スリムなスポークを持つ前後のアドバンテージ・イグザクトホイールといったパーツからも、軽く仕立ててありそうだと分かる。
そんな印象とともに、もうひとつ特徴的な部分が見える。タンデムシートサイドに備わるコの字形状のプレートパーツだ。
「これはこの車両のオーナーさんのご依頼...
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エスパーVMAX(ヤマハVMAX)純正ルックを極力崩さずにターボ&ロング化【Heritage&Legends】
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VMAXらしさは維持し実力と凄みを大幅アップ
「リヤホイールをノーマルの15から16インチにした上で、ノーマルに似たハイト感のタイヤを履きたいと。それで4輪用8J(8インチ幅)ホイールを装着(タイヤは2輪用240/55)、フロントはこれに近いデザインでノーマルに同じ18インチ径、130幅にしてます。
ターボは右側2気筒を右タービン、左側2気筒を左タービンにってそれぞれ導く仕様ですけど、少しタービンが大き過ぎたようです。下からバーッと過給を効かせたかったんですけど、現状では7000~8000rp...
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エスパー VMAX(ヤマハVMAX)'80~'90年代の雰囲気をそのままに気軽さを高めたVMAX【Heritage&Legends】
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ロングボディも自然になじませて好印象を作る
燃料がキャブレターから送り込まれ、エンジンで燃やされて後軸に伝わり、仕事をしている。そんな感触が回転上昇やスロットルフィーリングから感じられる……。現代車と異なる’80~’90年代モデルの魅力としてよく挙げられる点だ。このVMAXのオーナー・吉田さんも、そうした魅力を感じてきたひとりだ。
「ZZR1100などカワサキ車にずっと乗ってて、しばらくバイクから離れていたんです。改めてバイク乗るようになって、輸入車やFIモデルにも乗りましたけど、何だか物足り...
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エスパーVMAX(ヤマハVMAX)得意のターボチューンを個性派外装と組み合わせる【Heritage&Legends】
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好きな車両を全部入りにして楽しさを膨らませる
エッジの効いたデザインを持たせた外観や、車体周囲を這うようなレイアウトによって、すぐそれと分かるインタークーラー・ツインターボにNOS(ナイトラス・オキサイド・システム)。前後17インチホイール化も行われて、言わば全部盛りといった感のあるヤマハVMAX。見ているだけでも、このようになった内容やバックグラウンドが思わず気になる。
「“付けたもん勝ち”という感じで、大変なことになってますよね」と、依頼を受けた製作者のエスパー・小宮さんは楽しそうに言う...
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エスパーVMAX(ヤマハVMAX)スーパートルクで楽しむツインターボVMAX【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。インターネットのみでは決して探しきれない、全国の腕利きショップや最新パーツ&アパレルの深堀り情報も満載!
ショップの本領たるV4ターボ・カスタム
ひと目で「ヤマハVMAX(2008年から’17年まで展開した1700cc版)をターボ化したんだな」と分かるこの車両。手がけたのはターボにもVMAXシリーズにも詳しいショップ、エスパーの小宮さんだ。それにしても大変な作業があったのでは?
「見えているインタークーラーもターボユニットもR35型GT-R(ニッサン)のも...
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レッドモーターVMAX(ヤマハVMAX)街乗り、時々ドラッグレースで楽しむストリート仕立て改【Heritage&Legends】
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要所にこだわりを込めた実力派マックス
ドラッグレーサーイメージのマッスルデザインや、アメリカンV8を思わせるV4エンジンのトルク感やサウンド。これらによって手堅い人気を得てきたヤマハVMAX。この車両はその後期型、1700がベースだ。
「この車両のオーナー、弘瀬さんは元々前期型=1200を持ってらして、1700に乗り換えたんです。その車両はJD-STE...
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エスパーVMAX(ヤマハVMAX)流用足まわりで変わる外観も得意のターボでバランス【Heritage&Legends】
長年の経験で作る、普通に使えるターボカスタム
エンジン左右を這い回るようなパイピングやターボチャージャー、過給気を冷やすインタークーラー。ひと目でターボカスタムが施されたと分かるこのバイク、ベースはVMAX。1985年に1197ccの70度V4エンジンで登場し、2007年まで展開した(国内向けは’90~’98年、FIの1700cc版は’09~’17年)モデルだ。これを元にエスパーでターボ化ほかが施されている。
エスパーは代表・小宮さんがVmax1200の国内発売と同じ’90年の開店以降、VMAX各車に、そして過給システムにも力を注いできた(もちろんバイクショップとして一般整備や他機種のこ...
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「USインターカラー」「ストロボカラー」とも呼ばれる〈スピードブロック〉ケニー・ロバーツが世界へ広めたヤマハ伝統の「黄×黒」カラーを詳解!
1970~80年代のケニー・ロバーツの活躍がなければ、ヤマハXSR900 60th Anniversaryは生まれなかったかも!?
ヤマハを代表するレーシングイメージのカラーと言えば、独特なパターンの「スピード・ブロック」ストライプが入ったカラーが思い浮かぶ。
ひとつは国内や欧州でおなじみの白地に赤、そしてもうひとつが黄色と黒の「USインターカラー」である。
もともとはヤマハのアメリカ現地法人が発案したといわれているこのカラーを世界中で有名にしたのが、アメリカ出身の偉大なチャンピオン、ケニー・ロバーツ。
世界GP参戦の際、彼はこのカラーをまとったYZR500を駆って熾烈なバトルを繰り広げ...
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ヤマハの威信をかけ、時間、コストといった制約を超越して完成したVMAX!『YAMAHA VMAX』#輝匠価値(2014)
YZF-R1を出す前から企画は始まってました。何回も挫折し、試作車もいっぱい作りました。普通ではできない、矛盾だらけの開発だったんです。普通だったら、絶対やれないですよ。日産のGT-Rと同様に、メーカーの威信をかけ、時間、コストといった制約を超越して作りえたものなんです。手作り感、ホンモノ感にも拘ったのも、ヤマハのブランドバリューを上げることが目標だったのに加え、日本のモーターサイクルの価値を引き上げたいというテーマもあったので、妥協はしませんでした。こうして完成したVMAXは、日本のオートバイが唯一作り得た独自価値、独自様式なのです。アメリカやヨーロッパのオートバイではなし得ない世界で...
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【平成21年 YAMAHA V MAX】最高の技術と素材をフル投入【昭和vs平成 名車烈伝】
幾多の名車・ヴィンテージが生まれた昭和と
技術革新でオートバイが急速に進化を遂げた平成。
しかし、もうすぐ新元号。新しい時代に突入する前に
歴史に残る名車烈伝をお送りします。
いつまでも忘れない、今でも乗りたい珠玉の名車たち。
生産コストを顧みず、最高の素材と最先端の技術を総動員して造り上げた2代目VMAX。初代のようなVブーストシステムこそないが、可変インテークのYCC-Iや電子制御スロットルYCC-Tなどを採用。本来の持ち味である「怒涛の加速」を見事に実現したほか、エアスクープを職人の手磨き仕上げとするなど、贅をつくした1台だった。
国内仕様のパワーは151PS。3年保証やオーナー専...