ヤマハ「V-MAX1200」1994年式初代VMAXを解説

YAMAHA V-MAX1200 1994
総排気量:1198cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒
最高出力:145PS/9000rpm
最大トルク:2.4kg-m/7500rpm
車両重量:274kg
燃料タンク容量:15L
シート高:765mm
タイヤサイズ前・後:110/90V18・150/90V15
当時輸出モデル
Vブーストで怒涛の加速!
V-MAX1200のデビューは1984年。マッシブなスタイルと当時最強の145PSという大パワーによる強烈な加速の、唯一無二の存在として世界中で大人気となり、日本にも多くの逆輸入車が上陸した。
1990年には国内仕様も登場するが、Vブーストはなく、最高出力も98PSだったこともあって、フルパワーの逆輸入V-MAXの人気は衰えなかった。
それは96年のバイクオブザイヤー、逆輸入車クラスでトップとなったことからも伺える。
ヤマハ「V-MAX1200」各部装備・ディテール解説

1198cc水冷V4エンジンは、Vブーストシステムによって145PSを発揮し、豪快な加速を実現している。

当時としては極太だった、150サイズの15インチタイヤをリアに装着して世界最強のビッグパワーに対応していた。

ハンドルには大径の丸型スピードメーターをマウント、タンク上にタコメーター、水温計、各種インジケーターを集中配置。
※この記事は月刊『オートバイ』2021年7月号の特集から一部抜粋し、再構成して掲載しています。当特集のスタッフ 文:太田安治、小松信夫、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、稲田浩章、小見哲彦、小平 寛、鶴見 健、冨樫秀明、栃内隆吉、西田 格、南 孝幸、松川 忍、盛長幸夫、森 浩輔、山口真利、永元秀和(月刊オートバイ誌)、玉井 充(月刊オートバイ誌)