BMWのスポーツネイキッドシリーズの最高峰モデル新型「S1000R」が日本上陸! S1000RRをベースとしてはいるが、ネイキッド化に合わせてエンジンパワーやギア比も見直した実力派だ。今回はDDCやクイックシフターなどを装備する「Mパッケージ」に試乗したぞ!
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

BMW「S 1000 R」カラーバリエーション・価格

カラーバリーエーションは3タイプ。

画像: ライト・ホワイト/Mモータースポーツ

ライト・ホワイト/Mモータースポーツ

画像: レーシング・レッド

レーシング・レッド

画像: スタイルスポーツ

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画像: The all-new BMW S 1000 R www.youtube.com

The all-new BMW S 1000 R

www.youtube.com

BMW「S 1000 R」ライディングポジション・足つき性

シート高:785mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像1: BMW「S 1000 R」ライディングポジション・足つき性

長時間走行が快適で、スポーツ走行時にはフロントを抑え込みやすい軽い前傾ポジション。ハンドル位置は2段階調整式で、シートは高さの異なる3種類が用意されている。左右ハンドル切れ角が増えて取り回しも向上した。

画像2: BMW「S 1000 R」ライディングポジション・足つき性

BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

画像1: BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

エンジン

エンジンはS1000RR用より5kgの軽量化を図り、公道への最適化のためにワイドなトルクバンドを確保しながら最高出力は165PSを達成。


画像2: BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

マフラー

スポーティなサウンドの楽しめる、軽量な造りのアクラポビッチ製チタン・スポーツサイレンサーが装備されている。


画像3: BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

フロント 足まわり

試乗車は鍛造ホイールを装着、俊敏な運動性能にひと役買っている。Mパッケージはオプションで軽量なMカーボンホイールも選択可能。


画像4: BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

フロントマスク

シンプルだが存在感の強いフロントマスク。コンパクトなLEDヘッドライトには、オプションとしてアダプティブ・ヘッドライトも設定。


画像5: BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

メーター

6.5インチ液晶メーターのスタンダード表示モードは2種類だが、MパッケージではS1000RRと同じ内容の3つ目の表示モードを使用できる。


画像6: BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

シート

国内仕様の標準状態でシート高は830mm。オプションとして810mmになるローシート、850mmになるハイシートが設定されている。


画像7: BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

リア収納スペース

タンデムシート下にはサイズは小さいが収納スペースがある。標準装備であるETC2.0車載器はここに収納。


画像8: BMW「S 1000 R」各部装備・ディテール解説

テールまわり

S1000RRと同じく、独立したテールランプは存在しない。ナンバープレートホルダーに装着されたLEDウインカーにテールランプ機能も一体化。

BMW「S 1000 R」主なスペックと価格

全長×全幅×全高2075×815×1050mm
ホイールベース1450mm
シート高830mm(※オプションで810mm/850mm)
車両重量199kg
エンジン形式油冷/水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量999cc
ボア×ストローク80.0×49.7mm
圧縮比12.5
最高出力121kW(165PS)/11000rpm
最大トルク114N・m(11.6kgf・m)/9250rpm
燃料タンク容量16.5L
変速機形式6速リターン
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・190/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格178万円~(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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