2017年のデビューと同時に大ヒット、今なお高い人気を誇るカワサキ・Z900RS。その上級仕様車が初めて登場した。この「Z900RS SE」は、オーリンズとブレンボを採用したハイグレード仕様だ。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
カワサキ「Z900RS SE」解説
オーリンズ+ブレンボで武装、スペシャルなRSが国内デビュー
スタイルと、現代的メカニズムによる豪快な走りが人気のビッグネイキッドのZ900RS。そのラインアップに上級グレード・Z900RS SEが追加され、2022年モデルとして登場する。
スタンダードからの最大の変更点は、リアサスペンションに高精度なオーリンズ製のS46ユニットを装着したことだ。合わせて倒立フロントフォークもセッティングが見直され、これまで以上に洗練されたハンドリングと快適な乗り心地を両立する。
同時にフロントブレーキも、キャリパーをブレンボ製M4・32ラジアルマウントモノブロックにグレードアップ。ローターもブレンボ製、マスターはニッシン製だがシリンダーを小径化してコントロール性が向上した。
カラーリングもSE専用で、初代Z1のヨーロッパ向け初期モデルの通称「イエローボール」カラーを再現したデザインを採用。さらにフォークアウターや前後ホイールもゴールドにすることで、スタンダードより上質なイメージに仕上げられている。
モデルバリエーション
Z900RS SE
Z900RS
2022年のZ900RSスタンダードモデルは、1975年型Z1のグラフィックを再現した「キャンディートーンブルー」と、そのベースカラーを黒にした「メタリックディアブロブラック」の2色設定。
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カワサキ「Z900RS SE」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2100×865×1150mm |
ホイールベース | 1470mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 215kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 948cc |
ボア×ストローク | 73.4×56.0mm |
圧縮比 | 10.8 |
最高出力 | 82kW(111PS)/8500rpm |
最大トルク | 98N・m(10.0kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25.0゜ |
トレール量 | 98mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmダブルディスク・Φ250mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 160万6000円(消費税10%込) |
まとめ:オートバイ編集部