KTMが誇るスーパースポーツ、RCシリーズのライトウエイトモデル・RC390が待望のフルモデルチェンジを果たした。斬新なスタイルに一新された車体で、その走りはどう進化したのか? イタリアで開催された国際試乗会のレポートをお届けする。
KTM「RC390」ライディングポジション・足つき性
シート高:824mm
ライダーの身長・体重:161cm・53kg
従来型から燃料タンク後端が8mm後方に、シートが4mm高くなり、ライポジはわずかにレーシー傾向に振られたが、スーパースポーツとして上体の前傾度は強くない。身長161cmで両爪先が接地、足着き性も悪くない。
KTM「RC390」各部装備・ディテール解説
KTM「RC390」主なスペック
全長×全幅×全高 | NA |
ホイールベース | 1343mm |
シート高 | 824mm |
車両重量 | 155kg(半乾燥) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 373cc |
ボア×ストローク | 89×60mm |
圧縮比 | 12.6 |
最高出力 | 32kW(44PS)/9000rpm |
最大トルク | 37N・m(3.77kgf・m)/7000rpm |
燃料タンク容量 | 13.7L |
変速機形式 | 6速リターン |
ステアリングヘッド角 | 66.5゜ |
トレール量 | 84mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmディスク・Φ230mmディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70ZR17・150/60ZR17 |
文:和歌山利宏/まとめ:オートバイ編集部