優美なスタイリングと上質な仕上げで、気品ある存在感を誇る空冷CBの最高峰、CB1100EXにファイナルエディションが登場した。この最終型の特徴をお伝えする。
文:オートバイ編集部
文:オートバイ編集部
ホンダ「CB1100EX Final Edition」の特徴
美しき空冷CB、いよいよファイナル
スポーツバイクの歴史を転換させたCB750FOURから、CB400FOUR、CB750F/900F/1100Rが揃う「F」シリーズやCBX400Fまで、1970〜80年代にホンダのCBシリーズを牽引したのは空冷直4エンジン車だった。しかし性能追求の上で水冷の優位は否めない。80年代後半からメインストリームではなくなり、2008年のCB750を最後に姿を消す。
だがその後も空冷直4の味わいへの評価は根強く、最新技術を駆使し2010年に復活したのがCB1100シリーズだ。高回転の伸び、低回転での粘り、骨太なサウンドを堪能できる空冷直4と、空冷CBのエッセンスを凝縮したスタイル、現代的な完成度が大人のライダーから支持される。
熟成を重ねCB1100EXに進化したが、2021年にこのファイナルエディションが登場。2021年10月25日の段階で、販売計画を上回る予約が殺到し、受注を終了した。
ホンダ「CB1100EX Final Edition」カラーバリエーション
キャンディークロモスフィアレッド
ダークネスブラックメタリック
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