文:オートバイ編集部
ホンダ「CB1100RS Final Edition」の特徴
Honda CB1100RS Final Edition
総排気量:1140cc
エンジン型式:空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:780mm
車両重量:252kg
発売日:2021年10月28日
予約期間:2021年10月8日(金)~2021年11月30日(火)
税込価格:140万3600円
空冷CBのフラッグシップ、ラストを飾る特別仕様!
2010年に登場したCB1100、そのバリエーションモデルのEXは、クラシカルで落ち着いた雰囲気のロードスターだった。しかし、空冷直4エンジンを持つCBには伝説の耐久レーサー・RCBの流れを汲む、スーパースポーツ的な「伝統」もある。そんなスポーティさをCB1100に求めるライダーに向けて、2017年に登場したのがCB1100RSだ。
フレーム、エンジンなど基本メカニズムはシリーズ共通。しかし前後ホイールは18インチから現代的なスポーツモデル同様に17インチ化しディメンションも変更。フロントフォークも専用セッティングで、リザーバータンク付きリアサスやアルミスイグアームも装着。
低く構えたハンドルでポジションも見直し、シートも変更するなどスタイリングもリファイン、見た目も走りもカフェレーサー的に変身。そんなCB1100RSも、この「ファイナルエディション」でその歴史に幕を降ろす。発表後に予約が殺到し、2021年10月25日の段階で、受注予約は終了した。

マットジーンズブルーメタリックはGB350やCB650Rと同じカラー。シート表皮はブラウン(車体色レッドの場合はブラック)となる。
ホンダ「CB1100RS Final Edition」カラーバリエーション
マットジーンズブルーメタリック
マグナレッド
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ホンダ「CB1100RS Final Edition」各部装備・ディテール解説

タンクの形状やアルミ製サイドカバーのデザインなどもCB1100EXと同様。マット仕上げのカラーリングもあってイメージが異なって見える。

リザーバータンク付きリアサスには、圧側4段・伸び側15段の減衰力調節機構を採用し、好みに応じてセッティングを施すこともできる
ホンダ「CB1100RS Final Edition」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2180×800×1100mm |
ホイールベース | 1485mm |
シート高 | 785mm |
車両重量 | 252kg |
エンジン形式 | 空冷4ストDOHC4バルブ直列4気筒 |
総排気量 | 1140cc |
ボア×ストローク | 73.5×67.2mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 66kW(90PS)/7500rpm |
最大トルク | 91N・m(9.3kgf・m)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 26° |
トレール | 114mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・ディスク |
メーカー希望小売価格 | 140万3600円 (消費税10%込) |
文:オートバイ編集部