文:中村浩史/写真:森 浩輔/取材協力:T.T.R.モータース
CBのプロだからできる細かいディテールの再現
ホンダCB系の整備&カスタム&販売を得意とするTTRモータースが手掛けたGROMカスタムは、ご覧のとおりのCB1100Rタイプ変身キット! フルカウルのCB1100Rと、RB1と呼ばれるノンカウルの2タイプで、こちらは新旧どちらのGROMにも装着できる。
カウル付きキットは「タイプRミニ」。アッパー&アンダーカウル、タンク一体型のシートカウル、スクリーン、シートベース、ヘッド&テールライトに、カウル&シートカウルステーがキット内容で、税別35万円で販売される。
ノンカウルのRB1キットは、タイプRミニキットを使用し、部品点数を少なく設定。基本はタンク一体型シートの取り付けで、シートカウルステー&シートベースを組み込んだ仕様で、これも新旧GROMのタンク&サイドカバー&シート回りと着せ替えるだけで一気に変身できるのだ。
1台のGROMで数通りの楽しみ方が可能
TTRモータースのGROMカスタムのきっかけは、ミスター・バイクBGでもおなじみ、采女華さんのエイプ改CB90.0F企画のFレプリカルックから。次に旧型GROMを青×銀のスペンサーレプリカカラーに仕上げたのち、このGROMにフルカウルを装着してみようかな、と社長の林さんが考えたのだそう。
「ハーフカウルとタンク一体シートは既存の型があったので、それをモディファイして、新旧どちらのGROMにもカバータンクとして装着できるように仕上げました」
GROMカスタムは、考えるのが楽しいけれど、出来上がった製品を簡単にお客さんが取り付けられる造りにするのに苦労した、と言う林さん。
現在は写真の仕様からさらにモディファイし、完全ボルトオンを可能とする製品化がほぼ完成したとのこと。GROMのカスタムなら、ベース1台、楽しさ2倍!
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文:中村浩史/写真:森 浩輔/取材協力:T.T.R.モータース