文:宮﨑健太郎(ロレンス編集部)
※この記事は「ロレンス」で2022年2月8日に公開されたものを転載しています。
アナタのもとへ、EMの試乗車をダイレクトでお届けいたします!?
EMが近日中に開始しようとしている、取扱店を訪問しなくてもEM製電動バイクを試乗できるサービス名は「EMフライ」といいます。利用するには、まずはEMの公式サイトにアクセスして、トライアルのEピュア系2モデルかオフロードのエスケープ系2モデルのいずれかの試乗したいモデルを選択し、希望する日程を入力します。
このサービスの"肝"は、アナタの希望する場所に試乗車を宅配システムを使ってお届けしてくれるところにあります。届け先は自宅住所である必要はなく、試乗をする場所の近隣・・・たとえば別荘やホテルなどを指定することもできるようです。
日本でもこういうサービスがあると、ありがたいですね・・・
気になるこのサービスの利用料は250ユーロ≒3万2,920円が基本で、EMとしては個人で利用するだけでなく、バイククラブや友人のグループで「EMフライ」を利用することも想定しています。複数人でこのサービスを利用して試乗するなら、利用料をワリカンして電動バイクを体験することができるわけです。
ヒジョーに気になるのは、試乗の"現場監督"となるメーカーやディーラーのスタッフの立ち合いなしで、試乗車を預けてしまって色々な意味で大丈夫なのか・・・ということですが、EMフライの利用条件としては運転免許証、署名された契約書、1,500ユーロ≒19万7,650円の保証金、そして個人賠償責任保険の写し・・・の4つが"担保的"に求められます。
記事のタイトルにあるとおり、このサービスは今のところフランス限定なのですけど・・・日本でもこういうサービスがあれば喜ぶ人は多いでしょうね。EMのこの新たな試みが、EM製品の売り上げアップにどれだけ結びつくのか・・・そのことも非常に興味深いです。
文:宮﨑健太郎(ロレンス編集部)