アプリリア「SR GT 200」の特徴
石畳など街中のデコボコ道はもちろん、ダート走行も視野に入れて開発されたスクーター
アプリリア「SR GT」は同ブランド初となる“アーバンアドベンチャー”スクーター。2021年11月のEICMA(ミラノショー)で「SR GT 200」と「SR GT 125」が初公開されました。今回、日本で発売されたのは、排気量174ccの「200」のみとなります。
スタイリングは、アドベンチャーモデルを思わせるスポーティな仕上がり。タイヤサイズは前14インチ・後ろ13インチで、トレールタイプのパターンを採用。
サスペンションは専用開発されたトラベル量の大きなものを搭載。フロントフォークは、SHOWA製でインナーチューブ径33mm・トラベル量122mm。リアサスペンションはSHOWA製ツインショックを採用。5段階のプリロード調整が可能で、トラベル量は102mmを確保。
最低地上高は175mmで、スクーターとしてはトップレベルに高い仕様。タイヤやサスペンションの選択からもオフロード志向であることは分かります。
水冷単気筒エンジンは新設計。最高出力13kW・最大トルク16.5Nmを発揮。あらゆる状況下において粘り強く、優れたピックアップ性能、スムーズな乗り心地を実現したとのこと。
スクーターの特徴であるシート下ラゲッジスペースももちろん完備。容量は約25Lで、ヘルメットもものにより収納可能。さらにプラスアルファのスペースがありレインスーツなども同時に入れられるでしょう。
メーターはフルデジタル。オプションの「アプリリアMIA通信システム」を搭載すれば、スマートフォンとのBluetooth接続が可能となっています。
アプリリア「SR GT 200」カラーバリエーション・価格
ボディカラーは、スタンダードグラフィックが3色。アプリリアのロゴや「a」の文字が入ったSPORTグラフィックが3色。合計6色の設定です。
スタンダードグラフィック|税込価格:55万円
アプリリアブラック
ストリートグレー
インフィニティブルー
SPORTグラフィック|税込価格:56万1000円
レッドレースウェイ
イリジウムグレー
ストリートゴールド
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アプリリア「SR GT 200」主なスペック
全長×全幅×全高 | 1920×765×1295mm |
ホイールベース | 1350mm |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 799mm |
車両重量 | 148kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 174cc |
ボア×ストローク | 61.5×58.7mm |
最高出力 | 13kW(17.4HP)/8500rpm |
最大トルク | 16.5N・m/7000rpm |
燃料タンク容量 | 9L |
変速機形式 | オートマチック(CVT) |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80-14・130/70-13 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ260mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
生産国 | ベトナム |
まとめ:西野鉄兵